開口一番!

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時々出てくる落語家風の主人公は、その後に落語家になった彼が思い出語りしているのか、話を回すために同世代の彼が並行世界的に出ているのか、どっちなのかな。自分のことは他の人は誰もそれほど気にしていないというのはこの年頃くらいになると見えてくるよね。いろいろ思い返せば恥ずかしい失敗とかしながら成長していくの、自分が若い頃のこととか思い出して応援したくなるわ。

鉄の警察

 

鉄の警察(テツノポリス) (1) (ビッグコミックス)

鉄の警察(テツノポリス) (1) (ビッグコミックス)

 

 今回は続きものだった。次回が気になる!榊さんって今まであまり目立っていなかったけどとても素敵な人だわ。もっと活躍が見たい。ここの鉄道警察が面倒見ているのは人が多くて本数もたくさんある路線みたいだけど、線路に降りてしまって大丈夫なの?犯人が降りたら降りて追いかけるしかないものなのかな。
そういえばこの前少し話題になっていた「鉄道警察隊員が痴漢被害者に同行警乗」って、この漫画みたい!って思った。埼玉だしね。

togetter.com現実の電車の中でも今は残念ながら卑劣な犯罪はたくさん起きていて、こういう取り組みで減らしていこうとしているっていうことが、もっと知られていくといいなって思った。

ヴィーヴル洋裁店

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有償化に踏み出しきれない気おくれ感わかるし、そんな中で、同級生を応援して素敵な衣装を仕上げて自信と営業力が付いてくる辺りがすごく面白かった!セイレーンのウロコってアイテムもファンタジックで良いし、絵に描いたようなセイレーンだけではない世界も素敵だった。ウロコで作ったオーロラ色のドレス、カラーで見たい!

重版出来!

 

重版出来! (12) (ビッグコミックス)

重版出来! (12) (ビッグコミックス)

 

おいしそうな食べ物を描くためのテクニックも面白い!高畑さんっていろいろかみ砕いて説明してくれてすごく分かりやすくて良いわ。今回ので尻までもイケているという情報が追加された。お姉さん漫画家の人の自由さも素敵。また出てきてほしいな。「ポニーテイル」と「バイブス」っていうのがよく出てくるね。スピリッツとフラワーズ(?)みたいな関係と思えばいいかしら。

三日月のドラゴン

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強さを求める少年の物語って、以前モーニングツーでやってた「さんぱちのおと」みたいに、少年性を礼賛するがために女の子は脇に回されて「男の子にはかなわないな」とか言わされがちな傾向があるように思っていて、先月の予告を見て警戒していたけど、とりあえず初回はそういう方向性ではなかった。むしろ「オートマトン」っぽい、湿度の高い暗さがある。別の漫画のことばかりで何だけど。

絵に描いたような悪者に絵に描いたようなトラブルに見舞われる話で、こんなの2019年に世に出る漫画でも有効なの?って思った。カツアゲされたその日にバイト先にコンビニ強盗が来て、たまたま来店した空手の達人が撃退してくれるって出だしは、いかにも導入ありきで配置されたイベントって感じで、そんなの全然面白そうな気はしないけど、どうなるのかな。

月刊!スピリッツ_2019年1月27日発売号

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今回は読み切りなかったけど連載作品も4本くらい休載で、それでも買い始めた頃よりなんだか厚くなっていて、連載多いんだ、って思った。「映像研」が無かったのが残念だわ~。「三十路飯」も無いと寂しい。

今回はいつも買っている店とは別の、イラストカードが付いてくる応援書店で買って、阿吽のイラストカードをもらえた!手書き文字での作者さんのコメントが、同人ペーパーっぽくて、距離感が縮んだような気になれて素敵。好きな漫画のイラストカードが付いてくるときは応援書店で買うようにしようかな。普段は立ち読み出来る仕様の会社の近くの本屋で買いたいんだけど。モニツーを読むから(ひどいな)。

2019年

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします♪

2018年のまとめはtwitterに書いたこんな感じ。

twitter始めて、主に受信するばっかりだけど、かなり行動が変わった気がする。ものの考え方もすっかり変わった。ものの考え方の変化の方が先だね。もともと断片的に考えていたことについて、解読キーらしきものを手に入れてつなげて考えてみたら、何を残して何を捨てればいいかはっきり見えてきたって感じ。

もう少し具体的なこと言うと、私も元々、差別はいけない、誰もが平等でなくては、という考えは持っていたつもりだったものの、現実にはガッチリした上下関係の中にいて、見下されがちな属性を忌避して上に上がれるように志向していて、見下されるのは相応の理由があるから、なんて思っていたんだけど、その「相応の理由」と思っていた、上下関係を維持するための価値判断っていうのは、差別そのものだったな、っていうことを理解して、原則として人の行動は自由で、人権侵害に当たる時だけ制限かければいいんだって考えなおしたのと、そういう人権侵害にあたる行動を取った人について、その属性を取り出して属性ごと忌避するのも、差別そのものだったな、っていうことを理解したんだよね。

そうすると、差別はいけないを取るか、上下関係の維持を取るかという二択になるので、前者を取って、後者は壊していく方向にしないとならないって思うようになっているの。後者を温存して前者を取ることは不可能だから。

もちろんその裏では子供を育てるにあたっての試行錯誤とか、仕事していく中で身に付けた諸々があるので、どこまでが言葉の説明だけで他の人にわかってもらえることなのかは、いまいちわからない。感覚で身に付けたところもかなりある。

twitter始めたよ、って本格運用始めたのは2015年の5月頃だったね。その前に半年ぐらい、お試し用に作った別アカウントでフォローとかリツイートとかの機能をあれこれ試していたんだけど。時間はかかっているけど、twitterで見聞きしたことに基づいて考えを組み立てるのに2年ぐらい要して、行動を起こし始めたのが去年、という感じ。 今年は他の人とも思いを共有して一緒に行動できるようになることを目指したいな。意見が違う人をどうこうしようという考えはそれほど無いけど、合う人に出会えた時には話せるようになりたい。

そういえばtwitterで唯一積極的に発信しているのが月刊漫画雑誌の漫画読んでの感想なんだけど、これも、今年からはまた少し書き方を変えていこうと思って。

元々は、他の人の感想をたくさん読みたいから、まずは自分から開示していこう、って気持ちで始めていて、凝り性なので読んだら全部書く、ってやっていたので、やたら細かく毎月書いているんだけど、まあはっきり言って、作者さんに見つかりまくっているよね、っていうのも気にはなっていて。

見つかることを意識して、作者さんを応援できるようにポジティブな感想を書こうという気持ちと、その作品から想起したネガティブな感想を、忖度してどこにも表さないことで無かったことにしたくないという気持ちとの間で迷いはあって、まあ応援する人は他にもいるだろうからって、後者優先でやってきたものの、これからは、もう少し対話が成り立つ感じでやっていこうかなって。実際に話はしないまでも。

一昨年ぐらいにも一度、伝わるように書こう、って転換して、「ミソジニー」とか、普段で聞かない用語を使うことをやめて「女性蔑視」とか、伝わるように書くようにしたんだよね。それで伝わっているのかどうか、効果のほどはわからないけど。これからはまた少し変えていく予定。それにしても、当初の目的だった、他の人の感想がたくさん読める状態にはなかなか辿り着かないな。書くのに慣れると書き出さずにはいられないので一人でもやるけど。