BTS: Yet To Come in Cinemas

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JもKもpops音楽とかほぼ全然知らないんだけど、BTSTwitterを見ていてもよく話題になっていて、誰が誰だかわからないわーと思っていたところでライブの映画をやるというポスターを見たので、一度見て履修しておくと、いろいろ話題が理解しやすくなるかもしれないと思って見に行ってきた。「アメリカン・ユートピア」とか、ロイヤルオペラハウスのシネマシリーズとかを最近見て、エンタメの頂点みたいな人たちのライブ映像って面白いし、現地に鑑賞しに行くのに比べればすごいリーズナブルに見れるので、普通の映画より結構高くてもむしろ積極的に見に行く感じになってきてる。

でもこれはかなり上級者向けという感じで、何も知らないけど見に行けばわかるかもしれないというレベルだと鑑賞自体が厳しかった。少なくとも彼らの歌は全て押さえて意味を知っておかないときつい。歌っているシーンにおいては字幕が一切出なくて、何を言っているのか全く分からないという状態がずっと続いて、それが映画全体の4/5くらいを占めるという状況。新しい技術か何かで手元で字幕が見れたりするのを私が知らないだけ??とか思ったけど、トークの箇所では普通に字幕が出てきたので、歌を全部知ってる人向けだったか...と思った。メンバーの自己紹介も、皆さま既にご存知という雰囲気でスッと流れるので顔が覚えきれない。顔をアップで映すときは常に名前を字幕で出してほしいくらいだけどな。「RMです」とか「Vです」とか言っていて、けっこう名前のテイストはバラバラなのねと思った。もっと普通の名字・名前の形でやっているのかと思ってた。彼らはそれぞれイメージカラーを持っているという話を聞いたことがあったから、衣装を色分けしてくれればいいのになと思った。戦隊ものみたいに...。

投げキッスのJINという人は、彼が兵役に入ったという人なんだね、と思ったので覚えたつもりになったけど似たような雰囲気の人がもう一人いて、衣装替えをするとどっちがどっちかわからなくなった。

彼らみんな私の子供の方が年が近い感じなので、もうこの若さでこういう規模のコンサート仕切るのってそれだけで立派だわ~と思ってしまうので、なんか「圧巻のパフォーマンス」みたいな印象は無いんだけど、若い子が世界的な期待を背負って頑張っているようなので、それだけで大したものですと思う。何人のユニットなのかも最初は知らずに見に行ったわけだけど、もう似たような7人組がいても見分けられる自信は出てきた。どんな内容の歌を歌う人たちなのかが全く分からなかったのが残念だったので、歌詞に字幕がある映画があったらそれを見に行きたい。