町田国際版画美術館

 

ぐるっとパスの期限が明日までだったので、行ったことないところに行ってみようと思って版画美術館に行ってきたよ。少し前に版画×写真って企画展をやっていてポスターを見かけていたのでそれを見に行きたかったけど、去年で終わってた。

 hanga-museum.jp

今は常設展しかやっていなくて入場無料で入れる。ぐるっとパスの出番はなかった...。

版画って小中学校で彫刻刀を使って木を彫ってバレンで擦り付けて絵を移すやつしか経験が無いんだけど、銅版画とかってすごい細かい線が出ているのをよく見かけていて、どうやるんだろうなとは思ってた。仕組みは解説を読んでもいまいちピンとこなくて、展示されている細い細かい線の版画は、やっぱりどうやるんだろうと思いながら見ていた。和田誠マザーグース絵と、草間彌生のキラキラ絵が良かった。和田誠の絵は今までは全然良いと思ったこと無かったんだけど、マザーグースの詩に添えた細い線のイラストと箔押しがオーダーメイドの絵本という感じで印象的。草間彌生のは何であんなに光るの?というくらいに物理的に光っていた。版画の技法っていろいろあるのね。

公共の施設ってだいたい入場料が安いところほど人がいなくてのんびりできる。ここもほとんど人がいなかった。ハイビジョンシアターという15人くらい入れる部屋があって5分程度の解説動画がいろいろ見れるところ、誰もいないから占有して見てきた。といっても全50本くらいのコンテンツがあるうちの3本くらいだけど。通って全部見たい。

町田駅から徒歩15分とあってけっこう歩くし、ものすごい急坂を下るので、帰りが不安になる感じだった。でも公園の中の散歩道みたいなところを歩けるので行きに想像したよりかは帰りはつらくはなかった。