市民×選挙のその先へ

twitterでフォローしている「ジャック・ザ・多摩セン」さんが主催するイベントがあったので行ってきた。

2年くらい前にもあって、登壇者の人の本を買ったよ。

市民政治の育てかた: 新潟が吹かせたデモクラシーの風

市民政治の育てかた: 新潟が吹かせたデモクラシーの風

  • 作者:佐々木 寛
  • 発売日: 2017/11/03
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

新潟の大学の先生みたいで、その人がまた来てくれているもの。あとこの前の選挙で弁護士から参議院議員になった打越さく良さんも来ていた。打越さく良さんは「ラブピースクラブ」ってサイトのコラムをよく読んでいたので個人的に応援してた。当選してよかった、って思ったんだ。それも新潟選挙区の人たちががんばったのもあったんだろうね。

www.lovepiececlub.com

八王子の市長選挙とか京都の市長選挙とか、twitter上で見ていると、素敵な候補者の人が出てきているからこの人に変わったら楽しくなりそうだな!って思うような人が落選していっていて、まあどっちの市にも自分は選挙権は無いし、実際そこに住んでいたら考えは違うのかなとも思うけど(でも八王子は近いから、白神ゆり子さんにすればよかったのに、って今でも思ってる)、twitter上での盛り上がりと実際の選挙結果に差があるのは、やっぱり選挙運動とかもっと選挙区の中でやっていかないとならないのかなとは思うんだよね。とはいえやり方は全然わからなすぎるから、何かわかるといいなって思って行ってきた。

登壇したのは新潟国際情報大学の佐々木寛先生と参議院議員の打越さく良さんと、多摩市長の阿部裕行さん。「夜明け前」の上映会でも「東京干潟」をやってた上映会でも市長挨拶があったので、今年は行く先々で市長を見かける気がする。いろいろなイベントも、仕事の一環として行くのは大変だね。

登壇者3人の人が、選挙運動する立場と、候補者として選出される立場からそれぞれ見える景色を自由に語っていて面白かった。

「連合」って組織が共産党と折り合いが悪いというのは大前提のお話みたいで、私は労働組合に入ったことが無いから、「連合」っていう、国単位で労働組合を集約した巨大な組織があるって知ったのもここ数年くらいの話だし歴史的ないきさつとか全然知らないから、何で?って思った。でもよく野党共闘系の話の中で「共産党とはやりたくない」的な話が当然かのように出てくることの背景は少しわかった気がする。何が気に入らなくて折り合いが悪いのかはわからないけど。質問コーナーはあったけど手を上げて聞くにもまだわからないことが多すぎて疑問点を切り出して喋れない感じなので、特に質問はしないでいろいろな話を聞いてた。

選挙の時にはいろいろな地元団体からの応援を取り付けるのが大事みたいで、物ごとを進めるときには組織化が重要なんだねっていうのは改めて思った。私はPTA絡みとかで地元の組織に関わることも増えてはきたけど、あまり時間が取れなくて結局ちょっとやる気を見せておきながら何も出来なくて逆に迷惑をかけるみたいなことが何度かあって、地域に根付いた活動とかなかなか入れないなっていう風には思ってる。そんな立ち位置でいると結局出来ることもそんなに無いのかなとは思うので、当面はシール貼りとかポスティングとかで参加していくしかないかな。