天空の城ラピュタ

実はラピュタ・トトロ・魔女宅は通しで見たことが無かったんだよね。今回調布の映画祭で、ラピュタを映画館で上映するということなので見に行ってきた。それにしても不特定多数が集まるイベントが次々中止、自粛になるこのご時世に、なんか毎週映画見に行ってしまってる。どっかでは感染してしまうのかな...。

 

天空の城ラピュタ [DVD]

天空の城ラピュタ [DVD]

  • 発売日: 2014/07/16
  • メディア: DVD
 

1100円で見れることもあってかほとんど満席だった。上映開始の1時間前にチケット買った時点で空席が10個くらいしかなく、隅が空いていたのでなんとか見ることにした。真ん中しか空いてなかったらやめるところだったわ。

今までにラピュタが見る気がしなかったのって、活発な男の子が大人しい女の子を守りつつ大冒険するという物語が基本的に大嫌いだったのがあるんだけど、まあそういう面も多分にあるんだけど、それでも思っていたよりずっと面白かった!もう一回くらい見に行きたいわ~。

有名な場面や台詞はもう何度も見聞きして知ってるんだけど、物語としてつながったのは初めて。シータが酒瓶でムスカを殴ろうと忍び寄るシーンが最序盤だったことにびっくりした。パズーと一緒に冒険していくことで強くなって、ムスカに捕らえられても隙を見て逃げる気概を身に付けたみたいな流れをなんとなく想像していたんだよね。最初からやる子だったなんて好感度上がるわ。

ドーラの立ち位置も初めて知った。なんか三つ編みの元気そうなお婆さんがいるらしいという認識だったけど素晴らしいキャラクターだったわ。このキャラクターがセクシー熟女にデザインされずに済んだ背景ってどんなんだったのかなって思った。昨今のだとそういう傾向にならない?ジブリだと元気な老婆は多いか。パズーもガチの児童労働者で、シータが降りてくるのを見つけるポスターのシーンって職場だったんだ、って初めてわかった。

あと巨神兵っていうのも、浮遊するラピュタのイメージとあの重たそうなロボがどうにも繋がりがわからないところだったけど、こういう出方をしていたのね~。むしろあれだけ重そうなのが自動で動いてるっていうところのスケール感が重要だったのね。

それと音楽!今までよく聞いてたこの曲ってラピュタのだったのか、ってわかった。舞台のスケールもものすごいし、名作といわれるものは面白いものね。あと映画館で見るのが楽しかった。デジタルにするまでにわりと大変だったって記事もあって。コンテンツの保管って簡単じゃないんだねって思う。↓この記事面白いよ。

lp.p.pia.jp

去年のナウシカも見ればよかったかな。ナウシカは見ていたから特にいいやって思っていたんだけど。そしてこの流れだと来年はトトロか魔女宅が来そうな気がする。履修が進むわ。