月刊!スピリッツ_2019年12月27日発売号の感想

 

月刊!スピリッツ_2019年12月27日発売号

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今回もアンケがふぉゆ漫だった。そんなに推しているの?だったら早いとこ漫画にしてほしいわ~。文章読むこと自体は嫌いではないけど、知らない人同士の細かい文字の対談はさすがに読む気が起きない。ファンなら穴が開くほど読むんだろうけどね。この前のナイロンツイルみたいな、彼らの知見が深い分野について漫画で知れたら面白いけど。


映像研には手を出すな!

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最近twitterのプロモーションでも映像研の宣伝よく見かける!きれいな絵でキビキビ動いていてとても良いですね。

金森さんが「閣下」なんて言う?って思ったけど、じゃ何て呼んでたっけって思うと、あれ?想像つかない...ってなった。私が最初に雑誌で読んだのも金森さんが「ツイッターは遊びじゃねーんだよ!」とキリキリチューニングしようとしていた回だったので、今回の雰囲気懐かしいって思った。アニメ研の部室が豪華だった。今回は政治漫画っぽい。クリエイター以外の仕事も重要なのがわかるのって良いね。

重版出来!

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雑誌の「編集人」ってところに書いてあるのが編集長の名前なの?気にしたこと無かったわ。そういえば「編集後記」みたいな感じで編集者がコメント書いている雑誌も見るけど、漫画雑誌は漫画家さんしか表に出ないのね。安井さんは辞めるとか考えている感じかしら?だいぶ組織の様子が変わるね。黒沢さんの新しい仕事もどうなるのか楽しみ。雑誌で見る漫画もそういえば一本一本が漫画家さんがキャリアをかけて描いているのよね。有難いものだわ。

どんちゃん

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前回の集会でうどんちゃんのバリエーションも出尽くしたのかと思っていたら、また新しいうどんちゃんが。海女さんに甘えるざるうどんちゃんがかわいい。ページ数少ないのにいろんな出来事が盛りだくさんで起きてほんと面白いわ。かわいいし!

宇宙めし!

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今回のは良い感じに仕事が進んでいて面白かった!他社の人と一緒に出掛けて行ったり試食したりとか協力して完成させられるの良いね。新章始まるの?今回の話の途中でも思ったけど、「宇宙に関わる」を特別視しすぎ感あるわ。地を這う者どもは宇宙のことなど普段一切考えない、ってわけでもないのにね。かといって宇宙に関わったからといってそれが超スペシャルでテンション爆上げ、ってほどでもない、って温度感の人が、作中にはあまりいないね。本郷さんはその辺も良かったわ。また出てきてほしい!

こころのナース夜野さん

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複雑な人の状態を複雑なまま捉えられる感じが良かった。望ましい状態になることが本人にとって良くなったということではない、っていうのは、こういうのを見るとわかる気がするけど、でもやっぱり望ましくない状態のままでいるのは絶望感があるなとも思う。親目線で見てしまうわ。

プラネットガール

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少年は科学者たちが作った人造人間みたいな?娘がソラちゃんと関係ありそうだったけど、普通に生きていてロシア?で手術を受けているって話なのね。少年もあの大きさでいきなり出来上がったみたいだし、ソラちゃんも彼らにあの状態で作られて宇宙に飛ばされたみたいな話なのかしら。造船所パートはまだまだ平和だった。直海も意外とソラちゃんと相性が良いところが面白いね。

なおりはしないが、ましになる

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私もたいがい片づけられないし集中できない感じだけど、仕事でやってる窓口のところに電話するのは全然苦にならないな。人の自宅に電話するのは嫌すぎるけど。発達障害って、概念が広すぎてさっぱりわからないわ。身近にいる発達障害ですって人と、うまく関係を作っていきたいと思っても、その人には世の中がどう見えての判断で動いているのか全然見えなくて、自分の目から見ると、著しく怠け者で自己中心的なって思ってしまうんだよね...。もう諦めの境地でやり過ごしているものの、まんがとか通して適切な関わり方とかが何かわかるといいなって思うわ。でもカレー沢先生のはまだストーリー的には診断も出ていない状態だから、同じって思うのはまだ早いか。

おやすみカラスまた来てね

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前回いい感じに終わったシーンの後がこんな修羅場になるなんて思わなかったわ。善十さんの良い人だけどいまいちアテにするには心もとないところ、でもそれで罵倒されても特に深く受け止めないところ(だから言いすぎても険悪にはならないけど改善はされない)、うちの夫に少し似てるなって思った。若干親近感ある。バーの中での微妙な人間関係の揺らぎ方が、昔「Barレモンハート」好きだったので良いなって思う。

へんなものみっけ!

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また新たな研究者の人たちが出てきた。みんなクセが強い。自然史系と民俗学系っていうのはそういうジャンル分けがあるのかしら。今までジャンルとか気にせず出掛けていたけど、そういえば「古代オリエント博物館」とか完全に民俗学系ってことね。自然が作ったものも人が作ったものもそれぞれに面白いね。そう考えると民俗学系展示をやろうとしているときに、人が作ったものを偽物だって言うのって意味なくない?と思うけど、その辺は来月にわかりやすく表されるのかな。

きまじめ姫と文房具王子

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原稿用紙について詳しくなれるわ。面白い!真由美ちゃんは花瀬くんとヨリを戻すの?お前呼びする男なんて捨てた方がいいよ。見下してくる上に衝動的っていいとこないわ。でも真由美ちゃんが許容する構えなら、良くなってはいくのかな。私が最初に読んだ回は冷静な副部長がこの花瀬くんに片思いしている回だったけど、花瀬くんってなんか幼稚で、何でこんな男がモテてるんだろうって思うわ。かの子先生と梢さんの関係もわかってきて楽しい!かの子先生意外と付き合いがいいのね、って思ったら、やっぱり疲れが出るのね...。無理なく付き合っていけるといいね。

グッバイ、ノーベル!

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東頭さんがついに登場!意外と明るい人だった。子供時代の本を通しての交流って素敵ね。出会い方は「耳をすませば」も思い出すわ。耳すまは嫌いだけど。東頭さんにとってはナヲキはもう亡くなっていて会えない人なのが切ないものだわ。でもこんなコミカルな形ですぐそばに居るのよね...。次号も衝撃展開らしいし、一体どうなっていくのかしら。毎回楽しみ!

ヴィーヴル洋裁店

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今回も大冒険だわ。ちょいちょい出ていたミノタウロスは、昔から住んでいたわけではなかったのね。サイドストーリーも楽しみだわ。パミヤ様って何だっけ。ウェディングドレスを作る対象の人だっけ?今まであまり王政の存在を意識していなかったから、王宮のパミヤ様といっても、誰だっけって感じ。双子だとすると、片方は華々しく結婚式を挙げる準備をしていてもう片方は地底で呪いをかけまくっているとすると、何か不穏な先行きに思えるね。どうなるんだろう。

カニアラズ

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すごく普通の人っぽいのに怖い!こんなのに目を付けられて花田は大丈夫なのかしら。というか花田の方も彼に気が付いていたんだっけ。ママはどういういきさつで事故ることになったんだろうね。まだわからないことが繋がっていったらどんな図が現れるのか、怖いけど楽しみ。

開口一番!

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数年経って太郎君も若干兄貴分っぽくなってる。成長して、過去に読んだエピソードを本人視点で振り返るの面白いね。落語界については上下関係のきつい閉鎖的なところって印象のままで、それと人を笑わせてリラックスさせるという役割が相反しすぎていて、そんな腐った土壌からおいしい野菜を作ろうみたいな試みが何でうまくいくのか、その辺がついによくわからないところだった。前作の「ようことよしなに」は読み始めた時にはほぼ終盤だったけど、前作も今作も、人の戸惑いとか葛藤とかの描写が面白いので、また連載始まってほしいな。

DeathCry

ライブハウス文化はよく知らないから、どの辺がリアルでどの辺があり得ない範疇なのかが今一つピンとこないものの、「好き」に魂を絡めとられた、エネルギーが渦巻く感じが面白かった。10代の頃ってこういう闇がすぐ身近に感じられたものよね。

阿吽

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「光」に特別な意味があったのね。私も好きな文字だわ。泰範がついに再登場した。信用できない感がずっとあったけど、どういう立ち位置になるのかしら。唐に行ったのって空海の方じゃなかったっけ。空海が唐に行ってる間に最澄が変わってしまったってことを言ってる?そうすると空海最澄って数ヵ月前の話で初対面ってわけではなかったのかしら。史実とか過去話とかよくわかってない。