ひつじのショーン


子供連れての映画にちょうどいいかなと思って見に行ったけど、普段テレビ見ていなくてショーン界の予備知識がないので、子供にとってはよくわからない話だったみたい。台詞が無いけど、ポイントになる単語はむしろ文字で示されるので、字幕が読みとれないときついかも。

おさるのジョージひつじのショーンを比べて、ひつじのショーンは牧場主のおじさんを小馬鹿にしている的な話を読んでいたので、牧場主とショーンはあまり関係が良くないのかと思っていて、牧場主を探しに長旅するのが意外だった。

こちらだ。

ショーンは単なる牧羊なんですが、アニメの立ち位置的には、ショーンの立場の方が牧場主のおじさんより完全に上です。体格は小さくても、牧羊の群れの中でガキ大将的な立ち位置を占めて、いたずらを指揮したりしておじさんをおちょくるのがショーン。終始一貫してピエロ的立ち位置に徹するのが牧場主のおじさん。

これが、「ジョージが色々な遊びをして、それが結果的に周囲の大人の役に立ち、周囲の大人から認められ、黄色い帽子のおじさんはいつも包容力を発揮してくれる」おさるのジョージと完っ全に逆です。もう180度逆。バイナリィランドかよってくらいの物凄い対称性だと思います。
http://mubou.seesaa.net/article/317045335.html

特に関係が悪いとか書いてなかった。
実際見るとおじさんは犬にも羊にも慕われていて良い感じだった。

クレイアニメという作り自体は私は正直そんなに好きじゃない。アナ雪やベイマックスみたいな、自由自在な感じのCGが好き。街での羊たちとか、保健所のおじさんとのチェイスとか、いろいろ楽しかったけど、大画面で見るほどでもなかったかなという感じ。でもテレビ版のショーンはいろいろ見てみたくなった。