羽田空港

子供に、始発列車に乗ってみる?と聞いたら大乗り気で、午前4時半に(起こしたら)起きたので、とりあえず5時発の始発電車に乗った。意外に乗ってる人多かった。ちょっと前まではお出かけは旦那と子供との3人で行ってたけど、最近は子供も大きくなって自分のことは自分で出来るし、抱っこも要しなくなったし、やりたいことの自己主張ははげしいので3人分の意見調整が面倒になってきたしで、行ける時は子供と自分の2人で出掛けるようになった。たまには旦那も子供と2人で出掛けてほしいものだけど。私も一人で半日ぐらい過ごしたい。
私は出不精なので、一人でならまずどこにも行かないから、こうして子供を通していろいろなところに行ってみるのは、楽しくもあるけど。

子供を家に置いて出掛けることは出来るから、私が一人になれないわけではないけど、出掛ける際に、なぜ私が一人で行くのかを子供に説明して納得させなければならないとなると、よっぽど待ち時間が長い用事(美容院とか)でもないと、結局私が連れて出掛けることになる。同年代の友達と勝手に遊びに行くようになるのは、あと何年先かな...。。

ともかく5時の始発に乗って各駅停車で新宿まで行って、新幹線が見たいと言うのでとりあえず東京駅まで行ってみて、途中で向かいに停まっていた総武線で千葉まで行きたい、と言われたけどそれは拒否して、東京駅では成田エクスプレス乗りたいと言われたけど、それもちょっとということで、成田空港は遠すぎるけど羽田空港なら、と羽田に行ってみた。

浜松町からモノレール。片道490円もするの!?高いな〜、と思ったけど、1日乗車券が700円で売っていたのでそっちを買った。後でそういえば京急も通っていたなと思いだしたけど、今日はモノレールの日でいいや。そういえば東京駅では新幹線はほとんど見えなかったけど、モノレールからはたくさん見た。

モノレールはけっこうスピードが出るので、子供はしきりに、これはもう新幹線より速いよね!と言ってた。

終点の第二空港ビルまで行ったところで午前7時くらい。空港は早くから開いてるのでいいね。窓ガラス越しに飛行機の離着陸をしばらく眺めて、その後デッキに出たらエンジン音が物凄くて、防音ガラスって役に立つのねと思った。
うどん屋さんで朝ごはんにして、第一空港ビルに移動。モノレール乗り放題なので遠慮なく乗る。

また飛行機の離着陸をしばらく眺める。第一は滑走路が入り組んでいて、第二の方が見所がはっきりしてる印象。6階の展望デッキより更に上の階のガリバーデッキという屋上が広々していて良かった。

その後またモノレールに乗って国際線のビルにも行って、また離着陸をしばらく。「世界各国の飛行機が見れます」とモノレール駅に置いてあったパンフに書いてあったけど、ANAJALが大半だった。機体にインドネシアって書いてあったのとシンガポールって書いてあったのが各1機ぐらい。あと黒い旅客機が時々飛んでいて、あれはどこのだろうと思った。

国際線ビルだけは謎の江戸風仕立で、このあたりのディスプレイってどうやって決まっていくのかな〜と興味深い。ありのままの江戸ではなく、外国からのお客様に見せたいものを凝縮してるはずだけど、その割にはなんか品が無くて。
藤の花と赤い番傘のコンボとか、売られている漢字Tシャツに書かれている文字が「親分」「天下」「武」とか、全体的にYOSAKOIソーラン仕様という感じで、そのセンスはたまのお祭りで発揮されると輝かしいけど、空港ビルがこの仕様だとちょっと引く。でもこのビルを作っていく過程で、どの段階でどうなれば、もっと気品があるものが出来たのかなと思うと、よくわからない。

結局第二ビルの展望台が一番見やすかったというところで子供と意見が一致して第二ビルに戻って、最初のガラス窓のところで離着陸を。この頃でだいたい11時くらい。朝一より少し人は増えていたけど、混んでいるというレベルではなく、好きなところで見ていられるので楽。

モノレールの1日券を持っていると、浜松町の貿易センタービル40Fの入場料が100円になると書いてあったので(無いと650円)、帰る前についでに昇ってきた。ここも空いていて良い雰囲気。結婚式場になってるみたいで、ホテルのロビー風に椅子や小机が余裕もって置いてあって良かった。日曜午後で半分以上空いてるということは、大概いつも空いてるかも。

山手線で新宿まで戻って帰り。家に着いたのが15時頃。朝早いと全体の進行が早いので、たまにはいいね。