モニ2

モーニング2 2008年 2/1号 [雑誌]

モーニング2 2008年 2/1号 [雑誌]

おにいさんと前夜祭を楽しみに買ってる。この2つは期待に違わず読み応えがあってよかった(^^)。前夜祭の方は、まだ話がどこに向かって進んでるのか把握しかねる感じだけど。よし子と港さんで百合なのかと思っていたら人間関係も複雑だ。松井もなんか意志を持って動き始めたし。

あーしの人のレズ漫画が今回なくて物足りない。ちば賞受賞作が載っていたけど、なんかありがちっぽい話だった。絵力があるので、ありがちでも盛り上がる感じだけど。小田原小鳩は前回見たとき、NANAの奈々の方の話をすごい下手な絵で描いたという印象で、また載るとは思わなかった。絵が見られる感じだったら、若い頃の閉塞感とかを懐かしく思って読めそうな感じだけど、とにかく絵の拙さが気になる。

DANZAは今まで面白いと思ったことがなかったけど、今回の読み切りは優秀な若手警官がクールでかっこよくて良かった。
不思議な少年も前回のムメキクの話の前篇以外は面白いと思ったことが無くて、今回のも興味が持てなかったけど、最初におにいさんを読んでいるから、1ページめの「この星で一番尊い人が生まれた夜」というところがあのイエスに向けてるみたいで笑った。

ファンタジウムは主人公の少年が妙に悟っている風なので、彼に起きる出来事をこっちがどう受け止めていいのか毎回よくわからない。今回の暴力沙汰も、本人の気持ちは殴られてる最中から既に整理がついているようなので、だったら気にしなくていいのかどうか、どのくらいの重要度のイベントとして受け取ればいいのかが読み取れない感じ。

×天は、本誌のじょなめけが同じ吉原舞台でわりと地道に遊女の悲惨な境遇とかを描写してるから、こっちで死にたいとか言ってる方は最初からファッションで言ってるようにしか見えないので、死にかけたり助かったりしてもなんか感動が薄い気もする。どうせ死ぬわけじゃないんでしょぐらいの感覚で読んでしまう。じょなめけだと死にかねないけど。絵はこっちの方が華やかで見やすいんだけど。

アースカイザーは読むたびに主役キャラクターが違う気がするので同じ話が続いているのかどうかよくわかってないけど、今回の地獄の王って、何回か前にコンビニパンにはまったのと同じ人かな?部下はちゃんと世界征服を目指してトレーニングを積んでいた気がするけど、トップはまだあまり本腰入ってないのね。

まんが道は、今までまんが関係で固まってた一体感が気持ちいい感じだったけど、血縁とか男女の温度差とかが持ち込まれて、作中のフジヲちゃんのような気持ち。お母さんが帰るか何かしたら、元に戻れるのかな。

インド漫画は自分の生活とは全然違う世界の日常があるなーという感じで、こういう世界に住んでると物事の受取り方も違って、その違いを読ませる話かなと思っていたら、最後は突然こっち側の感覚に歩み寄られた気がする。え、やっぱり同じ?と思っていいの?それとも日本人向けのアレンジかなー。ともかく、いい話にまとまった気がする。

アテンザの人は前々回の「授業」がすごく良くて、前回と授業の前の話は別に面白くなくて、今回のアテンザはそれよりはちょっと面白かった。面白い率5割。