東京ヴェルディvsレノファ山口

年に1度ぐらいはサッカー観戦に行くようになった。でも慣れが出てきて家を出る時間が遅くなって、16:00開始のところ、着いたのが16:15ぐらい。入った時はもう1-2で相手が優勢になってた。1時間ぐらい前に行ってるのが楽しいよね。

今まで2回見た試合はまだ勝ってないので、そろそろ勝った試合も見たいな〜、と思ってる。去年貰ったパンフではヴェルディってJ2リーグの一番下の順位だったけど、今年のは真ん中あたりにいるみたい。それにしても私のイメージではヴェルディってサッカー界の巨人軍みたいな印象を持っていたので、そうじゃないんだ?っていうのが未だに飲み込めてない。

相手チームの観客席はすごく少なかった。山口は遠いからかな。
スタジアムのテレビって露骨にヴェルディチームの応援モードになっていて、遠方から来ている相手方に失礼にあたらないのかしら?とか心配になる。ホームゲームってそういうものなの?

もう見方にも慣れたから、フィールド上の緑のユニフォームがヴェルディなのわかる。あと前半のゴールはあっち側なのよね!緑チームがあっち側ゴールにボールを入れれば良いというのがわかっているだけでも落ち着いて見られる。一昨年のカターレ富山戦の何も判らなさに比べてすごい進歩したわ〜。

そうなってくるとルールや用語が気になり始めてきた。フリーキックって何?どうしたらそうなるの?あと「コーナーキック」と「オフサイド」が謎用語。45分の試合が終わった後に数分「additional time」として数分ばかり試合時間が追加されるのも謎。あれは何?

いちおう調べる。

サッカーにおけるフリーキック(Free Kick)とは、試合中に何らかのファウル、不正行為が行われた時、反則を受けた側が反則を受けた地点から相手の妨害を受けない形でキックする事によってプレーを再開するルールである。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%AD%E3%83%83%E3%82%AF_(%E3%82%B5%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC)

フリーキックが出たら何か反則事項があったということね。レッドカードとかイエローカードとかいうのとは扱い違うの?

コーナーキックが行われる場合
守備側チームの競技者が最後にボールが触れてゴールラインを完全に超えた場合に実施される。コーナーフラッグにボールが当たってまだラインからボールが出ていない場合はインプレーとみなされる。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%8A%E3%83%BC%E3%82%AD%E3%83%83%E3%82%AF

野球みたいに攻守がはっきり分かれてないのに、守備側ってどうやって判別するのかしら。

オフサイドが成立する前提として、攻撃側選手がオフサイドポジションにいることが求められる。 オフサイドポジションとは以下の条件を全て満たした位置のことを指す。
1.相手陣内(攻撃)にいる。
2.ボールより前(攻撃方向)にいる。
3.守備側が守るゴールラインから攻撃側選手の間に守備側の選手が1人しかいない。
つまり、攻撃側選手が守備側のゴールラインから2人目の守備側選手よりゴールラインに近い位置にいる。
なお上記項目に関しては、大抵一番後ろにいる選手はゴールキーパーであるため、以下のように言い換えれば、より理解しやすくなる。
3'. 攻撃側選手がゴールキーパーを除く、一番後ろにいる選手(守備側の最終ライン)よりゴールラインに近い位置にいる。
ただし、ゴールキーパーが味方選手より前に位置するときには、この言い換えは成り立たない
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%95%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%89_(%E3%82%B5%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC)

何言ってるのかさっぱりわからなくなった。といってもこの説明により前項の「コーナーキック」が少しわかって、自分ゴール側の半分のエリアは相手陣内で、そこにいる時が攻撃、自陣にいる状況が守備ってことね。

アディショナルタイム(英語: Additional Time)とは、サッカーにおける用語。競技者の交代、負傷者のアピールや怪我の程度の判断、負傷者の搬出などにより空費された時間を指す通称で、「追加時間」とも言われている。これらの理由により試合が空費された時間は相手チームにとって不公平であるため、公平を期するための猶予時間を相手に与えようというのが趣旨である。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%8A%E3%83%AB%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%A0

これはわかった。フィールドの横に立っていた人が持ってた光る数字板ってこれを表していたのね。私だったら45分間走り回った後に追加で3分走れとか、絶対無理だわ〜、選手の人とかも、突然時間が追加になったらきついのではないかしら、と思っていたけど、審判の人が教えているなら心の準備が出来るものなのね。

今回は、前半と後半の間の休憩時間にチアガールのダンスがあったりボールパフォーマンスの人の演技があったりヴェルディ君が出てきたりしていて休憩時間も楽しかった。あと、後半始まったら「KickOff」ってテレビに大きく出てきていたので、始まったのもわかりやすかった。

後半になるとゴールがこっち側に変わって、応援団の人達がカモンヴェルディ♪という歌を歌い始めるのも覚えた。一昨年始めて見たときより応援団の人増えている気がするわ。歌が途切れることなく盛り上がってた。BGMが無かったら淡々とする試合も、太鼓と歌がずっと響いていると、脳内で勝手にジャイキリ風に読みとられて、ボールを扱っている人がすごくヒーローっぽく見える。選手の人もそういう気分になるのかしら。

今までに見た試合では、いつも後半になると相手側半分で試合が展開していてよく見えないし勝てる気がしない、という感じだったけど、今回はこっち側ゴール付近にもよくボール来ていて、これなら勝てるのかも!?とか思ったり。
途中1回ゴールに入った。これで2-2の同点。

ゴール入れる辺りにも何か複雑なルールがあるのか、一度がら空きになった時にやる気無く蹴り込んでいた選手がいたけど点は入ってなかった。

終盤にあっち側ゴール付近でボール動いていた時、キーパーの人が遠征しすぎてゴールが空いていて、そこにすかさず入れられて、結局2-3で負けてしまった、相手強いわ〜、と思ったけど、最後なんかモメていたのか、しばらく時間かけて審判の人と話していた上で、とっくに終わった時間になったけど数分間追加されてた。一度はスタジアムのテレビにも2-3って表示されていたけど、後で試合結果見たら2-2になっていたので、何かあって結局引分けということになったのかもしれない。その場では2-2という表示にはならなかったけど。

帰りに選手の人(かな?)たちが外に並んでいてみんなとハイタッチして帰れる仕様だった。今日の来場者数4500人ってスタジアムのテレビに出ていたけど、選手の人達も大変だわ。でも目を合わせて手に触れると、それはそれで親しみを感じる効果すごい。そういう不定形な情を動かす面を、どうやったら費用対効果で表わして説明できるかな〜、というのはいつも思ってる。私なんかは無料の時にしか行かないけど、子供はこうしてサッカー観戦慣れすれば、大きくなったら金出してでも行くようになるかもしれない。こういう未来への投資への効果の説明って、どうやっているのかしら。

駅に着いたら駅でも「本日の試合では4500人程度の来場が予想されるため試合終了の時間帯では混雑します」みたいな看板が出ていて、どうやって予測したんだろうと思った。でも電車はそんなに混まなかった。