運動会

小学校の運動会。お弁当は昼ぐらいまでに作っておけばいいかなと漠然と思っていたけど、そういえば見に行くつもりだったら開会式の0915までに出来ていないといけないんだった。

子供の頃は重箱に詰めた運動会お弁当をみんなで食べるのを楽しみにしていたものだけど、あまり大サイズ作ったことが無くて段取りが全然思いつかないので、いつもの子供用お弁当箱のを2個作ることにした。大人用のはコンビニで買い足し。来年は大サイズでも挑戦してみたいな。

といってもうちの子供は食が細くて全然食べない。何故かお弁当だけはいつも空にしてくるけど、お弁当箱より全然少ない量を皿に盛った夕食はちっとも食べない。重箱に盛ってフリーアクセスにすると、多分何も食べない気がする。

そんな感じで朝子供が出て行ってから慌ててお弁当の支度していたけど、担任の先生から、子がハチマキを忘れて行ったみたいですが家にありますか〜?という電話が来た。何日か前に学校に持っていったのは把握しているけど、持って帰ってこなかった認識なのでそう伝えたけど、学校にも無いということで、電話を切った後気になってランドセルを漁って見たら、前ポケットの中に入ってた...。

学校に電話しなおしてみたら副校長先生(今は教頭先生って言わないのね)が出たので、ランドセルにハチマキありました、すみません〜、と言ったところ、では開会式までに至急持ってきてください、と言われてびっくりした。
一人がハチマキしてないぐらいイイじゃん、学校って、そういう全員揃ってないとダメみたいなところがイヤだわ〜、と思ったけど、大人しく持っていく。

また家に戻ってお弁当の支度とかして、開会式が終わる頃に着いた。開会式は体育館でやってて、終わった後でみんなで校庭に移動。子供は全校で90人弱しかいないので、保護者も少なくて余裕でどこでも見れる。紅組と白組に分かれていて、うちのは白組だったのでその辺の後ろの方で見てた。

以下プログラム順。

◆応援合戦
6年生の応援団長が赤組白組それぞれに立って応援。かわいいけど、小学生が「我々は」とかって喋るのは、やらされ感が強くて、見ていてちょっと痛ましい気持ちにもなる。彼らが成長していく中で、そういう体験と彼ら自身が目指したいキャラクター性との間で折り合いがつくといいけどみたいな余計な心配をする。でも子供たちは立派にこなしてた。6年生すごい。

◆大玉送り
全校生徒で大玉ころがし。私が子供の頃は大玉って竹で編んだ玉に紙を貼ったようなのだったと思ったけど、出てきたのはゴム製の巨大ボールだった。最近はこういう製品も作られているのね。

◆中学年80m走
3,4年生の徒競走。80mだって。グラウンド半周弱。1回4人で走る。私が子供の頃は6人ぐらいだったな〜と思った。

◆色々玉入れ
次に1,2年生が玉入れ。リズム玉入れとかいって、ダンスをしてから玉入れするというのが可愛かった。

◆高学年100m走
高学年は走る距離が長い。見ているとやっぱり、足が長い子が順当に速いな〜と思った。

竹取物語
これが見てて一番おもしろかった。3,4年生の競技だったんだけど、赤組白組がグランドの左右に分かれて、中央に長い竹の棒が9本寝かせてあって、よーいドンでこの竹の棒をそれぞれ自陣に持ち帰るというもの。
双方15人ずつぐらいの人数なので、たまたまどちらかがノーチェックの竹の棒があると、それを見つけた子がさっさと持ち帰るのが序盤。中盤は1人対1人で引っ張り合っているところに、この序盤を片づけた子が加勢に入る感じで、さすがに1人対2人になると人数増えた方が有利になって引っ張られていくけど、それを見つけた劣勢側チームの他の子が加勢にやってきて拮抗したりで目が離せない。終盤は最後に残った棒をほぼ全員で両側から引っ張る。
全体に紅組の方が体格が良い感じで、中盤・終盤はほとんど紅組が勝ってた。

◆低学年50m走
低学年はみんなかわいい。うちのも初めての個人競技。3人中3位だったけど、数歩の差ぐらいでみんなあまり変わらなかった。

◆騎馬戦
5,6年生の騎馬戦。奇面組の5人騎馬戦を思い出す。これは普通に4人。敵の帽子を先に取った方が勝ち。

◆123年生リレー
リングバトンとかいう輪っかをもって走ってた。持ちやすいのかな?うちのは1年生なので最初に走って、今度は3人中2位のペース。

ここでお昼。やっぱりお弁当は何故かスムーズに食べる。天気がほどよい曇りで快適。

◆綱引き
保護者で綱引き。私は出なかった。

◆組体操&ソーラン
高学年は組体操。今でも組体操ってあるのね。
その後全校生徒でYOSAKOI的なソーラン節踊り。子供も時々家で踊ってたけど通して見るのは初めて。小さい子も大きい子もそれぞれにかわいい。
私は子供の頃(今でも)ダンスはすごい苦手で、体を動かす順番を覚えて曲を耳で聞いてそれに合わせて動くってほぼ不可能で、断片的に覚えた動作を、近くの子の動きを見て真似して再生していたので、常にワンテンポ切り替えが遅かったり、似たような動きで違うのを再生していたりでズレていたものだけど、うちの子供も微妙に動作の切り替えが遅かった。私と同じかな?でも波の表現とかの、くにゃくにゃした動きは妙に上手かった。その辺は私とは違う。

◆綱引き
今度は子供綱引き。低学年の子は最初から綱の前にいて、高学年の子はグラウンドの反対側で待機。低学年が引っ張っているところに、高学年の子がグランド半周走って駆けつけて支援するというもの。ここも紅組が優勢だった。

◆456年生リレー
こっちは普通のバトン。高学年はみんな速い。赤組白組から2人ずつ出て4チームで走って、1チーム12人で半周毎にバトンタッチ。順位がばんばん変わるので目が離せなかった。

競技種目はこれで全部。

他学年の子の演目の途中で奇声を上げて飛び出した子を先生が捕まえて席に戻しているのを見て、そういえば知恵遅れの子とか、いないな〜と思った。その子はフザけていただけ風に見えたし。私が子供の頃は1学年に1人ぐらいはいたものだけど。人数少ないから確率的に少なくて当たらないのかしら。
あと極端な肥満児とかもいなくてみんなスマートで、見た目的にはのび太スネ夫風がほとんどで、ジャイアンがいない世界という感じがした。いいのかよくないのかはわからない。

子供たちは片付けがあるので先に帰った。帰って少ししたら雨が降り始めた。暑くもなく雨もないうちに終わって、ちょうどよかったね。