コクリコ坂から

子供を保育園に置いて、大人休みDAYにして見てきた。映画自体久しぶり。ジブリ映画は劇場で見たのは千と千尋以来。
会場にはうちのと同じくらいの子供もいて、意外と静かに見ていた。鍛えればちゃんと2時間見れるのね〜。途中でややグズっていたけど。

内容はわたし的には悪くもなく良くもなく印象が薄い感じ。心に残る好きなところは別になく、かといって嫌いなところも別になく、立派な子供たちですね、と思ったというぐらい。大人もみんないい人たちだった。

カルチェラタンの中の空気とか、街の風景とか、古い家の中の風景とか、それぞれノスタルジックで楽しかった。
でもパキパキ働く海ちゃんとか折り目正しい風間君とか見ていると、昔の人はこのぐらい普通にしてたんだけどね、みたいな説教をされそうな感じがして構えてしまう。でも上品で良い子を見るのは好きなので、それはそれで。

戸籍にまつわる話は、無い方がいいような気がした。

主人公が海て呼ばれていたりメルって呼ばれていたりでどっちなんだと思っていたけど、自分で名乗ったら「海です」というので、メルはあだ名か〜と思ったけど、なんでメルなのかがわからず、話の中でその謎が解けるのかと思ったら最後までわからなかった。
公式サイトに

MERはメール、フランス語で海のことである。
http://kokurikozaka.jp/message.html

て書いてあってようやくわかった。ストーリーの中で教えてほしかった。旗の意味も公式サイトで初めてわかった。毎日ホクトって揚げているのかと途中思ったんだけど。どうも模様が違うみたいと思ってからは、なんて書いてあるのかな〜とずっと思っていた。