天冥の標.1巻(下)

上巻で出てきた登場人物達が、これから10巻に渡って話を作っていくのかと思っていたら、みんなそれぞれ単身で敵地に乗り込んでは次々と死んでいってしまって、最後にはほとんど誰も残らなかった。2巻以降は舞台が変わるのかなー。
イサリが種族を越えてカドムに目をかけている理由が好きだからで片付けられているのは物足りないんだけど、大昔から付き合いがあるような描写もほんの少しあった気がするから、後でまたストーリーに入ってくるのかしら。そうでないとちょっとがっかり過ぎる。でもこの先が読みたいかというと、そんなでもないしいいか。