フロスト気質

フロスト気質 上 (創元推理文庫 M ウ)

フロスト気質 上 (創元推理文庫 M ウ)

フロスト気質 下 (創元推理文庫 M ウ)

フロスト気質 下 (創元推理文庫 M ウ)

作者の人亡くなってるのね。未刊行のは残り2作しか無いそうで残念。
今回もいろんな事件が一斉に起きて、読んでる方も今何の事件で動いてるんだっけ?というのがわからなくなるのが面白いところ。自分の仕事が詰まってて忙しい時に読むとなんか憂さが晴れるこれに比べたらいいかって。
解説にも書いてあったけど、イギリスの警察って誘拐も殺人も交通事故も泥棒もポン引きも同じ人が見るのかな。どうしても忙しくなるシステムのような。
今回は子どもが死ぬ事件が多くて痛ましい度UP。マレット署長の干渉がワンパターンになってきてる気がする。アレン警部は今回いなかった。キャシディ警部の娘の話の出し方は、従来通り、フロストとごく一部だけ知ってる方が奥ゆかしくてよかったな。リズ・モード部長刑事はモニ2で連載してたcoppersのモーをイメージしながら読んでたけど*1下巻では影が薄くなってしまった。

*1:全然タイプも役職も違うけど、他に女の警察官のイメージ持ってない