恋をするエイラ

恋をするエイラ―始原への旅だち 第2部 (中) (始原への旅だち 第 2部)

恋をするエイラ―始原への旅だち 第2部 (中) (始原への旅だち 第 2部)

恋をするエイラ―始原への旅だち 第2部 (下) (始原への旅だち 第 2部)

恋をするエイラ―始原への旅だち 第2部 (下) (始原への旅だち 第 2部)

中巻と下巻はまとめて借りられたのでまとめて読んで午前4時ぐらいまで起きてしまったので眠い。
上巻ではついに人間には誰一人逢わなかったエイラだけど、中巻でもずっと1人。別途旅してる兄弟の描写が合間合間にあるんだけど、そっちを読んでる間は、こうしている間にもエイラは1人でどんなピンチに陥るかわかんないし、と思って落ち着かない。

ようやく合流したと思ったら兄弟はライオンに襲われて瀕死の重傷なので、続きを読まずにいるなんてとてもできない:D

エイラと馬とライオンとで一緒に暮らしていくのではファンタジーすぎると思っていたけど、ほどよい頃に独立していった。エイラは10代前半で馬を乗り回していては、若いバイク乗りのように足の関節が外側に湾曲してしまうのではと余計な心配もしていたけど、とりあえず良スタイルでいるみたい。

大地の子のときは部族が慣習とか掟に支配されてる様子がよくわかったけど、この巻ではエイラが一人暮らししてるせいかクロマニヨンの部族が現代人っぽいせいか、なんか女神の霊とかを登場人物がどこまで本気で信じているのか測りかねる感じ。少しずつ習慣が違ういろんな部族を渡り歩いてるせいかな。

下巻はようやくタイトル通りに恋愛ものっぽくなった。言葉が通じない障壁はわりとあっさりクリアした。

そういえば槍投げ器がどんなのかよくイメージできてない。というか実は石投げ器も。石投げ器はパチンコのようなもの、槍投げ器はボウガンのようなもので合ってるのかな。石投げ器で、皮に入れた石を回して投げるというところがどんな風なのかよくわかんないんだけど。