孔雀王ライジング

面白いけど、月読様の行水の立会が腰巻してるのって「男の娘」だから?女体は剥いて男体は隠すやり方はやっぱムカつくし、そういう差別的な描写は面白さを損なうわ。読んでるこっちが、これまでもずっと、女というだけでこうして安全圏に隠れた男達からプライベートを過剰に晒すことを求められて扱われてきたんだった、悔しい、という痛みを感じさせられるのって、それが本筋ではないのに勿体ないと思うわ。...と思ったけど、よく読んだら「男の娘」が私の読み違いで、誰かの娘であるだけだったかも。誤解だったら失礼!自分がスラングに慣れ過ぎていただけだったわ。でもまあこの作品が女だけ剥いてることは変わらないけど...。一つの作品内では、剥くのも隠すのも男女同じ水準でやってほしい。インドの神様の物語は子供の頃に読んだきりで詳しいこと知らないけど、カーリーはその時は好きだったな。空海はこっちでも出てくるのね。阿吽とはかなり印象が違う。熱量がすごくて続きが楽しみ。