月刊!スピリッツ_2020年4月27日発売号の感想

月刊!スピリッツ_2020年4月27日発売号

bigcomicbros.net載っているまんがはどれもコロナ前の世界だけど目次コメントではみんなコロナ後の世界で話していてギャップが面白かった。漫画とコメントって出てくるのにこのくらい時差があるものなのね。次月は6月3日発売らしくて、毎月27日のペースもずれてきてる。
今月は子供にPCを占拠されていたので発売の翌月28日になってようやく感想をUPするペースになってしまった。ここにUPする際にアンケに答えるフローでやってきていたけど、アンケの締め切り26日だったわ。感想送りそびれた。今月の図書カードはまた映像研だったから応募したかったな。

映像研には手を出すな!

bigcomicbros.net

久しぶり!こっちは当面は上映会も出来ない世界になってしまったから、集まっての上映会とか懐かしさがあるけど、打ち上げから急に不穏な感じになってしまったわ。タイトルにつながる台詞がかっこいい!生徒会ってまだ謎が多いのね。生徒会の人たちはどういうバックグラウンドを持って集まったのかしら。

重版出来!

bigcomicbros.net高畑先生って面倒見がよくていい人だね。人の相性と、組織で働くにあたって上司の意向を調整しないとならないままならなさと、裏で進んでいく失脚の気配とがハラハラするね。編集長が消えればうまく回りそうな気配はあるけど、間に合うの!?って。次回が待ちきれない!

おやすみカラスまた来てね

bigcomicbros.net

長窪さんは別のバーの経営者(?)なのね。女の人たちはみんな穏やかで魅力的なのに男キャラクターときたら...。善十さんもかなりウザい系だけど今回メインで出ている他2人が邪悪入っているので相対的にマシに見えるね。客商売って大変だわー。

どんちゃん

bigcomicbros.net

サラうどんちゃんはいろいろな表情があってかわいい!そしてうどん状の生命体は初めて出てきたね。これでますますバリエーションが増えるのかしら。

田島シュウの日めくり漫言

短いのが4本。前にも出てきたキャラクターがいると人柄がわかってくる感じがして面白いね。

中央線3番ホーム

ジョージ朝倉って私が子供の頃に「海人ゴンズイ」とか描いていた昔の人じゃなかったっけ?ってイメージで捉えていたけど、それは「ジョージ秋山」で全く別の人だったっていうのが今回でわかった。「ダンス・ダンス・ダンスール」って面白いって聞いたことあるわ。短いけど都心の学校風景でありそうな風景の一瞬を、きらめき度が高い絵柄で切り取って映し出した感じで面白かった。

ゴッド・オンリー・ノウズ

近未来SFだわ。面白かった!こういう、子供は人工的な環境の中で生まれるものみたいな、今と違った世界の中で構築されていった常識の破れ目が、まんがを読んでいるこっちの世界で持っている、子供は人が産むものっていう常識と接続していって向こうの世界に入り込めるような感じ面白いね。

猫殴り

bigcomicbros.net短期集中連載ってだいたい全3回くらいのことなのかな。荒涼とした景色の中で周りに馴染めないながらもそこから抜け出すことも出来ない環境の中で一生懸命に生きる小太郎ちゃんの話面白かった。

へんなものみっけ!

bigcomicbros.net

薄井さんの企画展の話どうなったんだろうって思っていたわ。この話を読んだ後に1巻を初めて読んでみて、ちょうど今回出てきた人たちがたくさんいて面白かった。1巻の頃からずっと面白いんだ。刑事さんと仕事するなんてあるんだ、って思ったら1巻でも出てきてた。ミステリな事件も知識と観察で解決できるところ面白い。

なおりはしないが、ましになる

bigcomicbros.net

今回ので表されていたようなズレ感は自分自身の体験としてもなんかわかる気がする。いろいろなものが地続きでグラデーションてことかな。むしろ担当さんの方が謎めいてきた。この人はそういうズレを体験したことが全然無いのかしら?って。

きまじめ姫と文房具王子

bigcomicbros.net

卒業の季節で文具研のメンバーも学校から離れていくのね。寂しい。サイン帳やってたわー。懐かしい。どんなサイン帳を選ぶかでセンスが試されるようなところもあったね。今にして思うと何もかもがどうでもよかった。サイン帳のおかげで文具研のレギュラーメンバーのプロフィールもまるごと把握できたわ。蜂谷先生の名前って「皐月」だったのね。成沢君は一つ学年が下だったんだ。もう一人の女の子は今まであまり認識してなかった。みんなそれぞれの人生があるよね。どうなるんだろう。

プラネットガール

bigcomicbros.net

直海とソラちゃんの組み合わせが和むわ~。ソラちゃんの出自による若干のハラハラ感がアクセントになって良いわ。「例の」記事って、前に何か出てたっけ。よく覚えていない。なので直海も、何のためにライターさんを追ってるんだっけっていまいち付いていけていないけど、直海の周りではものごとが進み始めているね。攻めの姿勢の謎の記者(?)さんはどういう存在になっていくのかしら。

こころのナース夜野さん

bigcomicbros.net

踏み込んだこともいろいろ話すものね。性被害の側面からだけ見ているとセンシティブな別世界の誰かって見えてしまうけど、その人が仕事もしていて子供時代は親に励まされる経験もしてっていうところを見ると、そういえば同じ世界に生きている誰かの一面なんだってわかる。そう思ってから立ち返ると、状況によって受け止め方が揺れてままならない感じもわかる気になってくる。

カニアラズ

bigcomicbros.net

綱渡り感がドキドキするわ。三木元先輩もかなり積極的に踏み込んで来ているのね。警察なら通話の履歴ってわりとすぐに調べられて繋がりがわかってしまうイメージでいたけど、やっぱりその辺は通信の秘密とかがちゃんと守られているものなのかしら。最後の方で車から蹴りだされたのって、戸高が鉄路に新宿の路上で、で合ってる?ママの車に当時乗っていたのかと一瞬思ったんだけど、ママは電話で話していたみたいだものね。戸高は瀕死に見えたけど、車から放り出されても立ち上がれるくらいには大丈夫だった。警察がチェックしているからあれでも病院には行けないのかな。新しい課長って、以前に花田に悪事が暴露された人がいなくなった後任ってことかしら。フロスト警部のマレット署長に見た目イメージ似てる。前任者とはかなり違う感じになりそうね。

FakeChildren

中学生の試行錯誤とか周りを見渡しながら自分の視野の中で立ち位置を確保していく感じとかがヒリヒリする感じで伝わってきて面白いわ。キャッチの「青く濁った金色」ってぴったりの表現ね。

HoopBros

アメリカの話かなと思ったら日本だった。バスケもどこかの世界では盛り上がっているのかもしれない。それくらいにバスケとは普段縁がないけど、バスケを愛する最強兄弟が魅力的で面白かった。

阿吽

bigcomicbros.net

最澄の存在感の表され方が映画みたいだわ。お経読んでいるシーンだけだとたぶんわからない形而上的な状況がすごくわかりやすく思える。額に模様を入れた女の人って誰だっけ。最澄が目立つ働きをしたからお寺の建築を任される流れかと思ったら、任されたのは空海の方だった。冬嗣みたいな権力者にとっては、最澄ばかりが目立ってくると脅威になるから空海に力を貸したりしてバランス取ったりしているのかなって感じだったね。前回からの引きで、空海最澄に奥義(?)を伝授するまでに「3年かかる」っていうのが、最澄が長生きしなさそうだから生きる目的みたいな形で長めに言ったのか、何らか他の基準を持っていてのことなのかちょっと読み取りきれてない。