月刊!スピリッツ_2020年2月27日発売号の感想

月刊!スピリッツ_2020年2月27日発売号

bigcomicbros.net「三日月のドラゴン」が表紙ね。連載2回目くらいで合わなさを感じて読み飛ばすようにしているので全然話がわからないけど、意外に人気は高いのね。時々目に入る感じではやっぱり合わない気はする。

重版出来!

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いかにもな悪役って今まであまりいなかったからむしろこの編集長のスタイルって斬新な感じはあるね。編集長が出たら漫画家さんもすぐその気になっていく辺りは、やり手編集長の力なのかもしれないけど、同じ考えで同じことを言っても若い女性が言うと通らないというのは働く女性あるあるだから、この先で黒沢さんがどう進めていくことになるのか気になるね。

おやすみカラスまた来てね

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善十さんのカジュアルスタイルも親しみやすい感じで良いね。実家がいかにも実家!って感じ。「米津玄師」って「よねづけんし」って読むんだ。「けんし」のとこ「げんすい」だと思ってたわ。口に出さなくて良かった。安西君と善十さんってつながりがあったんだっけ。長窪さんと九重さんのつながりも今回初めて意識したし、今まで見えていなかった人間関係の線が引かれて新しい模様が見えてくる感じで面白い。ところで美温さんって誰?2巻の表紙の人?あれ紅央さんじゃなかったのかなって4巻を見て思ったんだった。

へんなものみっけ!

bigcomicbros.netドラえもんの冒険に出る時みたいなワクワク感があるね。こういう勉強熱心な良い子たちも世の中にはいるのかもしれないね。最後の茂みのガサガサが気になりすぎる。

なおりはしないが、ましになる

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私はWISC検査っていうのを見たことがあるけど、成人はまた違う検査があるのかしらね。全6回って大変だわ。結果の見方は私もさっぱりわからなかった。というか、結果で出てきた苦手分野なんて、そんなん測るまでもなくわかってるわ、って感じだったな。それに対策するには何をすればいいのかが知りたいから病院まで行ったんですけど!?って。結局何もならなかった。まあ何の傾向があろうと、カレー沢先生のように活躍できるならいいだろうけど。

宇宙めし!

bigcomicbros.netからあげクンをこの前ようやく初めて買って食べてわりとはまってる。おいしいね!ストーリーの方は次章に進んでいるわ。晴可くんは田舎が九州なのね。農家の実家風景はどこも似ているわ。食を仕事にしている人は日々の食べ物がそれぞれ仕事のフックになり得ていて面白いね。晴可くんは今の組織でもまだ新人の位置づけだと思うけど、もう新しいフィールドに入っていくのかしら。

猫殴り

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新連載。面白かった!「進撃の巨人」って一巻だけ読んだことがあるけど、それに似ているね。猫に似た子たちが猫なのではなくて、彼らは外の世界からやってくる猫を倒すための戦士だっていう世界が切ないわ。突拍子もない世界でも、そうである世界の日常や社会関係が丁寧に描かれているの面白い。ただ言われるがままに日々を過ごしていた自分自身の子供時代のことも思い出す。

プラネットガール

bigcomicbros.netソラちゃんは社長の娘という設定で近隣に受け入れられたということになったみたい。まあどこからともなくって状況を維持するのは難しいよね。でもそうなってから姿を隠すなんて大丈夫なのかしら。ソラちゃんが乗ってきた宇宙船が国?に回収されていくようだけど、あのマッドサイエンティストたちと「管理機構」っていうのは何か関係あるのかしら。造船所の情シス担当もラノベ感に溢れていた。ソラちゃん達は、直海のところ行く感じ?どうなるんだろうね。

どんちゃん

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人間界の話になった。うどん屋さんもうどんちゃん達の存在は認識していたのね。寝ている間に出て行っていたから知らない設定かと思ってた。しかもミニうどんちゃんがテレパシーを使えることとかまで知ってるんだ。今回のも盛りだくさんで面白かった!

パラパラデイズ

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若者職場らしくて面白いわ。シカコさんの揺れる気持ちを正直に話せるところ良いし、でも仕事に邁進したい気持ちもあるし、っていうのも、仕事漫画でもなかなか両方バランスをもって表されることが無かった気がするから新鮮。月見さんはそういう揺れに引きずられること無く保っていてそれもすごい。こうありたいなって思うわ。

こころのナース夜野さん

bigcomicbros.net私もメンヘラで魅力的な人に会ったことあるわ。でも私の場合は関係が悪くなって終わったけど。共通の知人に悪い噂を撒かれたりしてかなり大変だった。その人が今どうしているのかは知らないけど、思い出すたびに死んでいればいいのにって思うんだった。それでもここしばらくは忘れていたその人のことを思い出した。今回の人にモデルがいるのかどうかは知らないけど、漫画の世界ではきれいな印象のままで死ぬのね。現実界は醜悪だわ。

きまじめ姫と文房具王子

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漫画のような展開で大槻さんが退場した。いや漫画だけど。蜂谷先生は今回はずいぶん踏み込んだね。良いわー。紫色一つでこれだけ話が深まるのって面白いね。地衣類って以前NEWTONで写真特集されていた時に、木とは別の生き物なんだ、って認識した程度の知らなさ加減だけど、胞子が育つ過程で変わっていく形がいろいろで面白いのよね。色素も取れるって初めて知ったわ。いろいろ知れて楽しい。

ヴィーヴル洋裁店

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ななしの魔法使いの等身大の姿が明らかになって面白かった。パミヤ様の双子がどうしてあの場所で暮らすことになってるんだろうね。まだ彼らの話も残っているのかな。ミノタウロス夫妻がなんか仲間になってる。クリストフも戻ってきたし、クレアさんもそろそろ解放されるかしら。

グッバイ、ノーベル!

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最終回だわ。毎回とても面白かったです。ある日の臨死体験から、世界的作家と一生続く(?)タッグを組んでエモい小説を出しまくる人生になっていくみたいで素敵な関係だった。

ありふれた男女の物語

二人の間だけで通じる言葉を使って仲を深めるって確かにあるよね。関係が冷めると、そういうの含めて全てがバカバカしくてついていけなくなるって思ってしまう辺りの揺れとか、まともに会話できなそうに見えて突然の「堀内孝雄」とか面白かったけど、そろそろ読切は恋愛・セックスから離れたやつが読みたい。

阿吽

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そういえばこの時代は仏教勢力に大きな力があった頃だったっけ。お坊さんって存在も、今の自分らが考えるような、お寺の中で何かやってるという程度ではなくて、もっとダイレクトに政治に影響を与えていたんだったね。そうすると冬嗣の毒殺のターゲットになってしまうのかしら。朝廷と摂政は今の皇室と政治家みたいなイメージで捉えていたけど、将軍とか仏教とか、そういえば今すぐにイメージしにくい勢力が息づいていた時代って、そこに暮らしていた人たちはどんな風に世の中を認識していたんだろうね。スケールの大きい描写でそこまで想像が届くようになるの面白いわ。