アメリカ行ってきた

アメリカ行ってきたよ~。楽しかった!

B04 地球の歩き方 サンフランシスコとシリコンバレー 2019~2020

B04 地球の歩き方 サンフランシスコとシリコンバレー 2019~2020

 

初日(2020.10.28)
飛行機が1945羽田発だったので、冷静に考えれば午前中くらいは仕事に行けたかもしれないけど、普通にこの日から終日出張みたいな扱いにして昼頃から羽田に行ってた。地元を11時に出る直行バスで13時に羽田着。普段だと電車乗り継ぎで行く方を好むんだけど、大きいスーツケースを運ぶには直行バスの方が便利。1時間に1本ペースで運行していて、11時台までのバスなら車両にトイレ付なんだけど、12時~17時はトイレなしなのよね。別に使わないことの方が多いけど、安心感は段違いなのでトイレ付を選ぶ。でもメンテナンス作業とかの具体的な業務を知ったら行きにくくなるかな...。

飛行機のチェックインは24時間前から受付開始で、座席予約もその時にしか出来ないというので前の日に24時間前になった時点ですぐにJALのwebサイトにアクセスしてみたんだけど、その時点でもう飛行機の座席が真ん中列の真ん中席しか取れなかった。航空券は空港で出すって指定していたので、羽田に着いてすぐにJALのカウンターに行って、通路側とか空いてない?って聞いてみたけどやっぱり取れている席しか空いていないということで仕方なく真ん中席の航空券貰った。スーツケースはこの時点で預かってくれたので割とすぐ身軽になった。あとはグローバルwifiカウンターでwifiルータ借りたり海外旅行傷害保険に入ってみたり円をドルに両替したりお昼食べたりでウロウロ歩き回っていてわりとすぐに時間経った。

飛行機は離陸直前に滑走路を全力で走るところが一番好き。ジェットエンジン最高!って思う。飛んでしまうとそれほどアガる感じでもない。フライト時間9時間とか長いけど、まあスマホ見ていれば9時間ぐらいすぐ経つだろう、って思っていたら、飛行機内ではフリーwifiとか無くて。有償wifiはあるけど、24時間で$18とかするみたいで!高いわ~。

www.jal.co.jp0あと電波が出る機器を使うなスマホ機内モードにしろってアナウンスもあったので機内でスマホ使うのは諦めた。今どきでも機内で使えないって知らなかったわ。

仕方ないので映画見ることにした。実写アラジンを見たよ。

面白かったけど、アニメ版が好きすぎて何度も見ていたので、展開とかもうわかってるし、アクションもアニメの方が大胆で面白いかなって気がした。現物を使った豪華さっていう面では見応えあったけど。
その後でボヘミアンラプソディーも少し見たけど、クイーンはよく知らなくて、クロマティ高校の人という印象しかなく、しかも最初の頃は五分刈りでもなかったから、誰?って感じで途中で飽きてやめた。主役の人のインタビューはBigIssueで読んだことあって熱意は伝わっているので、帰りの飛行機とかで続き見れたら見ようかな。

機内食が2回出た。夕食が21時台、そこからなんとなく就寝時間みたいに機内の照明が消されて、しばらくしたら、おはようございます、ってアナウンスがあって朝食が出たんだけど、日本からの経過時間で言えば午前3時相当だったので早いわって感じ。でもその辺りから現地時間で動くみたいで、現地では午前9時とかにあたるみたいで明るさもそれなりだから何となく朝になった気がする。

座席が真ん中なので出入りには常に隣の席の人にも席を立ってもらわなくてはならず、しかも狭いから出入りの度に飲み物を倒してしまったりして本当に申し訳なかったんだけど、現地に着いてから、隣にいた人が同じツアーに参加するメンバーだったことが分かった。この先5日間も行動を共にするメンバーなんだったら遠慮なく落ち着いて頼めばよかった。知らない人に、自分の都合で手間をかけさせるのは最小限にしたいという気持ちがあるけど、知ってる人ならまあお互い快適な程度でって思うよね。

現地時間の13時くらいに無事サンフランシスコ国際空港に着いた。列について入国審査?みたいなところに並んで、係員の人に「何の用事で来たの?」みたいなことを英語で問われて、研修なので「study」って答えた後、そういえば学生だということになったら目的が変わってくるからダメだったかな、でも研修って何ていうのかわからないな、って思っているうちに追加で何か聞かれて、何て言われたのか全く分からなかった、もう一回言ってって言ってみたところでもう一回言われてもわかる気がしないわ、どうすればいいの?とか思ったけど、よく聞いたら「how long are you staying?」って言っていたので、「7days」って答えて解放された。英語力が貧弱すぎるわ。

あとは団体ツアーのガイドさんが待っていてくれたので合流して観光バスに乗ってゴールデンゲートブリッジとかフィッシャーマンズワーフとか現地の観光スポットを少し見て回って夕食食べてホテル着。1日が長かったわ。

夕食の場所でも、飲み物はカウンターで自分で注文する式で、ソフトドリンクはコーラかサイダーしかメニューにないみたいな感じで、水かお茶ってオーダーするのは非常識なのかどうかってわからなくて戸惑った。今回の中では常に、この世界ではこれはアリなことなのかどうか、っていうのが自信が持てなかった。言いたいことを英文にした文章は思い浮かんでも、その単語や言い回しをこの場で口に出していいのかどうかは生活経験がないとわからないね。

ホテルの近所にセブンイレブンがあったので、夜にコンビニに買い物行きたい人で集まって行ってきた。品揃えが違っていて楽しい。サラダのパックを売っている辺りにフルーツミックスのパックがあったので買ってきた。コンビニでフルーツミックス買えるの良いね。日本にもあってほしいわ。

お風呂のシャワーがかなり高いところに固定されて動かせなくて、まあ自分は何とかなるからいいけど、掃除の人とかもっと小さい人とか体が不自由な人とか、不便じゃないのかなって思った。水量もわりと乏しい感じ。サンフランシスコは年に30日くらいしか雨が降らない乾燥したところだって聞いたけどそういう環境も影響あるのかしら。

そういえば近隣で山火事が発生していたとかで、空港にガソリン臭が漂っていたのは山火事の臭いだって聞いたけど、無事消火されたのかどうかは現地にいるうちはわからなかった。

 

2日目(2020.10.29)
市電に乗って会社訪問。チケットが、買ってから2時間有効でどこまでも何度でも乗り降り出来て3ドルくらいという感じで、そういうやり方もあるのねって思った。特に改札とか無くて紙チケット持つだけ。まれに検札があって、その時に有効な切符を持っていないと高額な罰金が取られるとか。検札の人にストレスがかかりそう。利用者数少なめだから成り立つ仕組みなのかなって思った。朝食に出たカリカリベーコンカリカリ度合いがすごくて板のような感じで、どうやって作るんだろうって思った。他のところでもカリカリベーコンはどこもパキパキの感じに仕上がっていた。おいしいよ。朝から晩まで団体行動していたのであまり書くことは無い。

 

3日目(2020.10.30)
朝8時にロビー集合だったのに8時半と間違えていてピンチだった。なんとか合流してまた終日団体行動。アメリカのテクノロジーは進んでいるなって思った。そんなことが可能であるかどうかとか考えもしなかった内容が既に製品になって使われているって感じ。うちはITが本業ではないユーザー系なので、最新技術ってなかなかすぐには手を出すことは無いんだけど、もっとがんばってもよいはずだわって思った。

 

4日目(2020.10.31)
朝7時に集合。きつい。ハロウィンなので訪問先の企業の担当者がみんなコスプレしていた。本格的ね。ゾンビメイクで客先に出て案内するとか日本の感覚だと逸脱がはげしすぎるように思うけど、それが当たり前の世界だと普通に行われるものだなって。
これまで3日間泊まっていたホテルを移動して別のホテルにチェックイン。内装のハロウィン装飾も力が入っていて禍々しい感じになってた。ハロウィン知らなかったら怖すぎる。

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5日目(2020.11.01)
朝7時半に朝食で集合してクロージングのミーティングを行った後は自由時間♪自由といってもどこに何があるのか誰もよく知らないので、旅行会社の人がアウトレットモールとワイナリー見学プランを用意していてくれていたのでそれに乗っていった。

アウトレットモールは南大沢にもあるけどそれより若干小規模になった感じ。雑貨屋さんはあまり無くて洋服屋さんが多かったのであまり欲しいものなかった。冬用コートで素敵なのがいくつかあったけど、買うと大荷物になるし。お土産用お菓子屋さんがあれば会社用に買いたいなって思ったけど、チョコレート屋さん1件しか無かった。場内アナウンスでは日本語も流れてきた。「サンフランシスコアウトレットモールへようこそ」っていうアナウンスの「サンフランシスコ」ってとこの発音だけで日本語だってわかるの不思議。子供を育てている中で、子供が発声するいろいろなアともエともつかないような音が成長と伴に50音に集約されていっているなって思うことが時々あったけど、言葉の違いって、そうやって言語の中に拾われていった音と捨てられていった音の違いの部分も多くあるんだねって思った。

お昼はモール内で自由に食べてくださいって話だったけど、朝食のサンドイッチが残った分を持って行ってもいいですよってことで、朝に食べそびれて気になっていたハムチーズサンドをまるごと(フランスパン1本分くらい)もらっていたのでそれを一切れ食べたらおなかいっぱいになって場内では何も食べなかった。レストランで食事をするとチップを上乗せして払わないとならないとは聞いていたけどファーストフード系のフードコートならいらないのかとか具体的な切り分け方とかも結局よくわからなかった。ホテルには毎日2ドルずつ置いておいて、戻ると消えていたので無事渡ったのかなって感じだったけど。

ワイナリーは小さいところと大きいところ1軒ずつ。私はワインは全然好まないので見ていただけ。この場についてはカリフォルニアワイン大好きな夫に代わってあげたかったわ。広々していて素敵な感じのところだった。ワイン葡萄を生で食べたり葡萄ジュースもらったりでおいしかった。ワイン葡萄って山葡萄みたいに小さい。種もあるけどアクセント的にパリパリ食べれる。

バスで移動中にふと思い出したけど、そういえば今日からは仕事カバン持たずに移動するので最低限のスマホwifiルータとドル用のお財布だけを小さいバッグに詰め替えてきていて、仕事カバンはスーツケースの中に入れて南京錠をかけてきたけど、その南京錠の鍵を仕事カバンの中に入れてたんだった!(ロックをかける時は押し込むだけだったので忘れてかけることが出来た)ここまでとりあえず大きな失敗も無くやってこれていたのに、結局こういうミスを発生させてしまうんだわ~。ショック...。とはいえそういうことやるのが世界で私だけとも思えないので、まあガイドさんに助けてもらえるだろうと気を取り直して。
検索するとやっぱりいろいろ出ている。現地の鍵屋さんで数十ドル程度で開けてもらえればいちばん平和なんだけど。

15時くらいに一旦ホテルに戻って、その後夕食がてらでサンフランシスコ市街地の見学にも連れていくよって話だったけど、疲れたのでもういいやって思って団体行動からは離れてホテルに残った。ガイドさんに鍵の件を話したところ、ホテルの人に金属ノコで切ってもらうのが一番早いかなということで、フロントの人に南京錠をノコで切ってもらって開けれた。借り物スーツケースの鍵だったので申し訳ないけど。日本で同じようなの買えるといいな...。

ホテルのお部屋の電子レンジ(付いてた)で朝のハムチーズサンドを温めて食べた。温めたらすごいおいしくなって、取っておいてよかった、って思った。

少し休んで元気になったので、ホテルの近隣のお店をいくつか回ってみた。こっちの方が雑貨屋さん的な感じで面白かった。日本ではニトリ的な立ち位置っぽいMarshallsってお店があって、雑貨や服やお菓子とか幅広く扱ってた。買ってみたいのもいろいろあったけど、荷物になることを考えてやめる。まるで趣味が合わないと思うのもいろいろあって、日本で見かける素敵なアメリカ雑貨の裏には別に素敵でもない膨大なアイテムがあって、その中から日本人にもウケるやつをバイヤーさんが選んで持ってきているんだなっていうのがよくわかる。ハロウィンっぽいかわいいプリントのお皿を1枚買った。あと子供向けに日本ではあまり見ないような派手めの文房具とかお菓子をいくつか。

ハムチーズサンドだけだと夕食には若干足りないかなと思ったけど、そういえば家にあった保存食の五目御飯を持ってきていたんだったと思いだして、せっかくなので食べきってしまうことにした。過去に同じ出張に出た同僚が、3日目ぐらいから日本の食事が食べたくなったよって言っていて、トラベル用品売り場にも持ち物として保存食が売られているのを見て、そういえば家にあったなって持ってきたんだよね。賞味期限が2005年という年代物なんだけど、2-3年前くらいに同じ時期のやつを開けて食べて普通においしく食べれたから、まあ永久に保つだろうという認識で持ってきてた。でも部屋に電子レンジはあったけどポットは無くて。水でも作れるって書いてあったけどお湯の方がいいなと思って、フロントにお願いしてみた。水の空きペットボトル持って行って「please give me hotwater」って言ってみて、これに?mjd?みたいな顔はされたものの一応熱湯を入れてはくれたので通じてよかった。年代物ごはんだけど普通においしく食べれた。

 

6日目(2020.11.02)
ようやくチェックアウト11時までは自由行動って!朝好きなだけ寝ていられる嬉しい...。ダラダラと支度をして11時にロビーに集合してすぐ空港に移動。1時間ちょっとかかります、って言われていた気がしたけど40分程度で着いた。運転手さん150Km/h程度で飛ばしていたから早かったのかな。
またフライト24H前の前日に手続したところ真ん中しか空いてません状態だったけど、空港カウンターにいたのが日本語が普通に通じる人だったので、通路側とかありません?って諦めずに言ってみたら、ブロックの一番前の座席は真ん中だけど開いていますってことだったから、出入りがしやすいだけマシかって思ってじゃそれでってお願いして前の座席が取れた。出るときは身体検査だけ厳密にやってあまり質問とかされることは無かった。

空港の中のカフェとかお土産屋さんとか見ているうちにすぐ時間経つ。空港でもフルーツパックが売っていたのでお昼に食べた。このフルーツパックが日本にはないなって感じ。あるといいのにな。お土産屋さんでは、ここでしか売ってないようなものが買いたいなって思うと、サンフランシスコ名物を詰め込んだイラストのアイテムとか買いたくなってしまって、いやこれって東京タワーとスカイツリーと鳥居と桜を詰め合わせて「TOKYO」って書いたの相当よねって思うとダサいんじゃないかという気がするんだけど、でも結局そういうのいろいろ買った。トイレとかも充実しているから空港は居やすいよね。

アメリカのトイレはどこもきれいだったけど、パーティションの足元がすごく空いていて落ち着かない。床上30cmくらいが普通な感じ。オフィスでも。日本のショッピングセンターなんかではトイレで用足し中に隣の個室から携帯カメラで盗撮されたみたいな被害がものすごく多いんだけど(月に数回レベルで出てる。商業施設の営業日報を扱う仕事をいくつかやったことがあって、どこもそんな内容のがたくさんあったので知ってる)、これだけ足元が開いているとそういうのは逆にやりにくいのか、そんなことする人はいないのか、あっても別に対策されないのか、どれなんだろうなって思った。

飛行機は風向きの違いか、行きは9時間、帰りは12時間だった。一番前の席にしてもらえたので気軽に出入り出来て良かった。行きに途中まで見たボヘミアンラプソディーの続きを見た。ひとつだけ知ってる曲があった。サッカー関連の映像のイメージがあったのでサッカーの応援歌だと思っていたらクイーンの曲だったのね。最後のライブのシーンってwe are the worldの歌のと関係ある話?アメリカのイベントだと思っていたわ。世界的なムーブがあったのかな。日本の24時間テレビとも関係ある?(出来事とつながりがよくわかっていない)

あと「美女と野獣」の実写のも見た。これもアラジンと同じで、アニメとほとんど同じ曲同じ展開で実写でやっていて、アニメの方がいいなって思った。昔々あるところでのお話っていうのが良いところなのに、シェイクスピアを読んでいるとか昔はパリに住んでいたとか、時間と場所を現実に寄せるようなエピソードって良くなくない?って思った。

美女と野獣 (吹替版)

美女と野獣 (吹替版)

 

時間があるので「クレイジー・リッチ!」も見た。ハリウッド映画でアジア人中心で作られているところが斬新という評を劇場公開当時に見ていて、そういうものかーって思ったけど、まあわりと成金として見下されて描かれてるよねという感じ。最序盤の人種差別的対応とか、金の力で解決はしても立場が逆転したって感じはあまり無いよねって。でもここから始めるしかないのかな。飛行機のエコノミークラスに乗ってる中で観ているので、登場人物がファーストクラスで寝ながら移動してるのいいな~って思った。

クレイジー・リッチ!(字幕版)
 

日本に着いたのは18時だったけどサンフランシスコだったら午前3時相当。疲れた。飛行機降りた瞬間に、空気が湿ってるなって思った。雨ではなかったけど。そうしてみるとサンフランシスコはやっぱり乾燥していたんだわ。現地ではあまり気が付かなかった。

空港カウンターでモバイルwifiルータを返却。便利。今回借りていったのは正解だったわ。フリーwifiくらい現地のあちこちにあるだろうって思っていたけど、場所場所で探さないとならなかったり登録が必要だったりするので、手持ちのwifiルータをずっと使ってた。小型でバッテリーも長持ちで良かった。

外国は面白かったけど、移動に疲れるのであまり積極的に行きたいって感じではないわ。飛行機3時間くらいでどこにでも行けるといいのにね。飛行機で9時間も飛び続けてようやく海の向こうの地に着くって、地球は広いなって思った。