こころのナース夜野さん

子供の頃は江戸川乱歩とか横溝正史とかを読んでいた影響で、精神病には何やら恐ろしいイメージを持っていたけど、現実には、一人一人が育ってきた環境で精神の枠組みを作っていく過程で、うまくいかなかったときに病理的な症状が現れることもあるんだろうなって思うと、個別に対処していくしかないんだねってわかる。

私は大学で心理学をやったので、原始的な恐怖感から脱しているというのもあるけど。他人の病気には関心持てなさ過ぎて臨床とかは全然やる気なかった。実務的にはこんな演技力を試されるようなことにもなるのね。落ち着いていて面白かったのでこれからの連載が楽しみ。