モンゴルコンサート

子供が学校からもらってきたチラシを見て申し込んだらチケットもらえたので、モンゴル音楽のコンサート聴いてきた。2年生の時の教科書に「スーホの白い馬」が載っていたので、子供にもちょうどいいかなと思って。馬頭琴の音とか、自分も聞いてみたいし。

モンゴル歌舞団コンサート6/4(土) | 桜美林大学

ビルグーンオンダラガ歌舞団とは
モンゴルを代表する俳優・歌手・演出家であるドグミド・ソソルバラム氏が団長として総合演出を行い、公演ごとに参加する演奏家・歌手・舞踊家などが選抜・変更されるプロフェッショナル芸術家集団。日本やヨーロッパでも公演を行っている世界的な歌舞団。

演奏の人は5人しかいないのに、すごく迫力ある音で、とっても良かった。

といっても私は、後から音を思い出すって出来ない。見たものは思い出せるけど、聞いたものは脳内で再現できないのよね。歌詞があればそれをきっかけに引張り出せる部分もあるけど、モンゴル語は一言もわからないし。なので、大草原を走る馬を思わせる迫力のある音だった、とかのイメージは思い出せるんだけど、具体的にどんな曲だったかは、もうすっかり忘れている。子供は後で節を歌っていたから、覚えられる人は覚えられるんだろうね。

あと、オーケストラの時は一応楽器を聞き分けられた気はしたけど、馬頭琴はどれが今鳴っている楽器かはわからなかった。ホーミーっていって、一人の人が同時に2種類の声を出して歌を歌うとかで、笛のような音は声で出していたのかもしれない。

楽団5名の演奏の中で、美しい衣装のダンサーの人が時々ソロで出てきて踊りもやってた。私はダンスは人数が多いほど楽しいと思うので、ソロのダンスはあまり好きじゃない。でも目で見たものはよく覚えるので、思い返すとダンスのところはよく出てくる。

楽団長の人の歌はすごく声量が豊かで、先の2種類の声を同時に出すホーミーといい、楽器としての人体の可能性ってどこまで広がるのかしら、と思った。

14曲演奏されて、どれもそれぞれに大地を背景にした人の強さを思わせる感じで、warcraftの野戦のシーンに合いそうでとても良かった。中でも印象に残ってるのは「私はモンゴル人(Bi Mongol khun)」って曲かな。モンゴルの人はこういう曲にアイデンティティを寄せられるのか〜、かっこいいなー、と思って。でもそう思ったことはよく覚えているけど、曲自体は全く思い出せない。

国を挙げての伝統芸能の普及に努めるための楽団があって、そのコンサートで思惑通りにモンゴル音楽って素敵〜♪というイメージを持ったわけだけど、日本で言ったらそういうのって、何に当たるのかなーと思った。歌舞伎とか?楽曲のみって無いのかな。