転職活動終盤

本命のところの面接があったけど、なんか全然かみ合わなくてダメっぽい感じだったので、改めて先行きを考える。今と同じ情シス子会社で1社通ったところがあるけど、仕事内容と当面の年収はほぼ変わらずだったので、今の環境を捨てて行くだけの勢いがつかない。上がる可能性があるならいいけど、上がり幅によっては今のところで2年後の昇進(さすがに来年は諦める)を目指した方が上回る可能性もあって。でも通勤時間を更に縮められるところは思惑通りで良かった。

結局、グループ全体の事業内容的には今のところの方が好みに合っているので、それならもういろいろ諦めて今の環境で続けていこうかな、と思いはじめたとこ。いま子供がいるのはこの環境のおかげだし、給料は安いけど人生には大きなメリットをもたらしてくれたところ、と思えば、有難いという気持ちしかないけど、同じ建物で働く親会社の人との待遇格差はメンタルに悪い。あと私がここで沈殿していることで、後に続く人たちの待遇を頭打ちにしてしまっている面もあるのでは、というのも心配。

定年後の人生設計まで考えた給与制度でない以上は、今の仕事の分は今払ってほしいのよね。その辺都合よく、退職金制度が充実している会社かのように1年間の待遇を据え置きにされるところは我慢ならないし、ブラックにつながってると思う。この給料でこの仕事まで対応したという前例を作ってしまうのは、バイト店長みたいな感じでよくない。

事業内容が好みに合っていると思っているのも、自分自身の考えなのか、周りの人の影響なのかも微妙なところで。周りの人が去って自分だけ残った時、ほんとにここにいて後悔しない?と思うと、それもよくわからない。

私は自分の好きな人が好んでいるものを自分もそれを好きと錯覚しがちで、たぶん誰でもそういうとこもあるんだろうけど、今の好きがどこまで本当に自分のものなのかが時々疑問になる。普段は別に、好きな気がするものを楽しんでいればいいんだけど、こういう時に迷うよね。

もう1社の方は今の会社の5倍程度の人数もいるし、退職年金制度はあるみたいで、定年までやっていくとしたら、そっちの方が体制としていいのかなと迷う気持ちもやっぱりある。あと5日の猶予で決めないとならない。

それにしても、長時間労働からの脱却を率先して進めていく気持ちがある職場、という印象を持っていた本命での面接で、残業する気がないんじゃちょっとね、みたいな対応をされたのはかなりがっかりした。誰もがもっと幸せに暮らせる環境を作れる事業をやってるのに、既にその職に就いている人(面接官)が、つながりがある人も業界の体質も明るくしていこうみたいな未来を全く見ていなくて、そんな仕事ここでやる必要があると思ってるの?みたいなことを言ってくるのにもがっかり。今いるところの方がまだみんなの生活レベルの向上について考えてる。

今自分がやってる仕事がすぐ誰かの生活の向上につながっているかというとそうでは無いけど、要求あっての仕事を合意した予定通り終わらせていくことで、結果的にはつながりあう全ての人々の幸せな暮らしを実現することに続いてると思ってるの。

といっても人を採りたい時は、目先の仕事でどれだけ使えるかをまず見るのはそれはそれで当然のことなので、そこに対して上手く言えていなかったよねという反省点はある。予期しない質問に対して適当に思いつきを言ってしまってうまくつながらなかったとこも多いし、いろいろ残念な結果。

ここで落ちたらそれ以上にやりたいところももうそんなに無いし、今のところ、今の職場で仕事続けながら、自力で稼げる道を別に探すというのが有力かな。そういうロールモデルもいるので、遊んでばっかりいないで家でもがんばろ...。