ポケモントレイン

わりと急に思い立って自分の実家の方に帰省してきた。2年ぶりぐらいかな。
ポケモントレイン気仙沼号というのに乗った。

みんなが笑顔になっちゃうポケモンがいっぱいの夢の列車。東北に来てほしいな、旅行が楽しくなるといいな、そんな想いでできた列車だよ!
https://www.jreast.co.jp/pokemon-train/index.html

2両編成のうち、1両が客車、もう1両はまるまるプレイルームになってるゆとり仕様。通常の運転手さん車掌さん以外にも案内の人が何人か乗っていてコストが高そうだけど、大人2人子供1人で一関〜気仙沼間の料金が1300円でそんなに高くない。(乗車券は別。この区間の乗車券は大人1人1140円。)

といってもうちは実は誰もポケモンに詳しくないので、それほど盛り上がるでもなく、ピカチュウがいるね〜、で終わり。でも乗車記念で貰った下敷きが、田園風景を走るポケモントレインとか山間の鉄橋を渡るポケモントレインとか、素敵な写真が載っててよかった。中から見てると逆にいつも通りの風景に見えるけど。

車内アナウンスがポケモン語から始まるので、けっこう意表を突かれてびっくりする。数十分無音で走ってるときに突然「ピカピカ、ピカ〜!」「あらピカチュウどうしたの?」「ピカピカ〜!」「そうか、もうすぐ千厩駅に着くのね!」みたいな。
ピカチュウって人語を喋らないこともこれで初めて知った。

駅で10分単位で停車するので、通常1.5Hぐらいの道を2Hかけて運行してた。寒かったのであまり降りないで過ごす。一関はわりと雪が積もっている場所が多かったけど、沿岸に行くにつれて雪は少なくなっていって、気仙沼ではもう雪なし。

気仙沼に着いてからBRTに乗り換え。BRTって線路があるところでは線路を、無いところでは一般道路を走る夢のバスというイメージでいたけど、少なくとも乗った路線ではずっと一般道を走る普通のバスだった。車内のカラーも青いシートにオレンジ色の手すりって、京王バスとほぼ一致で、目新しい感じは0。でもいちおう電車扱いだから、えきねっとで時刻表検索が出来るのは便利。奇跡の一本松駅という駅(バス停)が新しく出来てた。この呼び名、ずっと引っ張るのね。

高田は相変わらず何もなく。でも土を運ぶベルトコンベアが何本も空中回廊みたいな感じで上を通っていて、内陸側の地面を底上げしてた。全体を平らに底上げした上で新たに街を作るって。こんな高齢化している地域で今更そんな需要があるのかしらと思ったけど、広い平地は出来上がれば魅力的な場所になるのかな。

気仙沼駅って震災後に建て替えたのか、トイレとかすごいきれいだった。駅舎も。乗り換えの待ち時間長くなることがあるので、過ごしやすくなっていて嬉しい。