今週は9日まで夏休み。旅行してみようと、初島というとこに行ってきた。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%88%9D%E5%B3%B6

熱海から船で25分。今回初めて知ったけど、熱海って小田原から5駅で行けるのね。
小田急線は近所なので小田原はすぐ行ける圏内として認識していたんだけど、熱海も近かったんだ。

25分の距離なのに船はなかなか大きくて、1日10便ぐらい運行していて利便性が高そう。
http://www.fune.co.jp/J-index/Z-teiki/JZ-L/JZ-L-05.html
大きいとはいっても佐渡汽船の半分ぐらいだけど。25分ならどこに居てもいいやと油断して船の真ん中辺りの柱にもたれていたら、けっこう船特有のグーっという感じの揺れが多くて船酔い気分に。私は自動車には弱いけど船で酔ったことはあまり無いんだけどな。後半は携帯椅子を出して座っていたけどかなり疲れた。

島に着いたら、帰りのお客が長蛇の列になっててちょっと驚いた。こんなに人来るんだ?って。
日曜の夕方頃だったから、いちばん混む頃なのかも。でも自分が帰る時もこんなに混んでいたら、今度は座れる場所もないかも知れないとやや不安になる。島に行くのって交通手段が限られているという点ではちょっとリスク高いのね。やっぱり地続きのところで遊んでる方がいいなーとちょっと思った。

宿泊は初島アイランドリゾートのテントヴィラというとこ。
http://www.hatsushima.jp/island/facilities/camp.html
船を降りたら徒歩8分という看板が出ていたけど、港出てすぐが急坂になってるので、こんな坂を8分も!と、船酔いで体力が削られているところにもう駄目だという感覚になる。実際は食道街から先の坂はそんなでもないけど、やっぱり微量な上り坂が続いて、いつ着くのかわからないのでかなり長く感じる。

でもようやく受付に着いたと思ったら、泊まるとこはその階段を上った先ですと100段近くありそうな石段を示されて、しかも部屋にはお風呂はないのでお風呂はこの受付のとこにある温泉をご利用ください、という状況でやっぱりきつい。お風呂無いのは知ってたけど、高低差については知らなかったし。知ってたら来なかったかなーと思いながらなんとか石段を登りきると、そこから先はわりと開発された植物園っぽいところでちょっと楽しそうになった。
それまでの道はトロピコ初期のような、漁村が片手間に観光やってるようなところだったんだけど。

テントに着いて荷物降ろしてお布団敷いて転がったらだいぶ回復してきた。最寄駅を出たのが11時で、この部屋に着いたのが15時ぐらいだからやっぱり近いね。

ちなみにトレーラーヴィラという方にすれば、部屋にトイレ・シャワーもあったみたい。
http://www.hatsushima.jp/island/facilities/cruise.html
トレーラーの方は最近できたみたいで情報が少なくてテントとの違いがよくわからなくて、高かったしテントでいーやと思ったんだけど、トレーラーの方が快適なのね。

旦那は速攻で子供連れてまた石段を下りてお風呂に向かったけど、私はそんな元気はなくて部屋でゴロゴロ。
でも寝てるうちにだんだん元気になってきて、波の音とか鳥の声とか聞いてるうちに、これはこれでいいかもという気分になってきた。

旦那が戻ってくる頃には自分もかなり元気になってきた。アイスかチョコレートあったら買ってきてねと頼んでたんだけど、無かったと言われてがっかりしたんだけど、後で自分も行ってみたら本当に何もなかった。アイスはあったけど、コンビニ的品揃えではなくて、土産物屋のごく小さいところという感じで、アイス3種類、お菓子はお土産物用の箱お菓子しか受付に置いてない。他に店も全然無いので、お菓子分が全然補給できないのがわかった。そういえばお昼食べてなかったから疲れていたのかもしれないけど、小田原駅でお水買った時にお菓子も買わなかったことをかなり後悔した。いつも何かしら買うのにね。

夕食は18時前にバーベキューセットが運ばれてきて、テラスについてるグリルで焼きまくれる。
グリルはこんな感じの。
http://www.coleman.co.jp/shop/goods/goods.aspx?goods=170-9196
こういうのの手入れとかを考えずに使えるのはうれしい。

部屋に置いてある部屋説明書の中に、活きた伊勢エビのおいしい食べ方というのが載っていて、そんなのが出てきたらどうしようとおそれていたけど、伊勢エビはオプション食材みたいで、普通に既に死んでいる食材だけで一安心。

子供は2歳だと人員にカウントされないので、食材は全て2人前。エビとかお魚まるごととか野菜とか、2人前でもそれなりにたくさんあったけど、おにぎりが2個は少なかった。追加の食材予約できますとパンフにはあったものの、どのくらいの量が出るかはわからなかったから何もしてなかったけど、次があればおにぎりは追加するべきと覚えておこう。というか熱海のコンビニで食べ物買ってから行くべきね。

グリルは石が敷かれていて火の当たりがマイルドになっているからか、忘れて置きっぱなしでもあまり焦げなくていろいろおいしく食べれた。お魚は内臓を抜いた上でまた縫い合わせる加工がされていたっぽい。魚の体の横に縫い目みたいのが付いていて、こういう模様の魚にしては人工的な形に思える、と思ったんだけど、食べてみたら内臓が無かったから、加工の跡かーと。何の魚かはわからなかった。

自分は夕食後にお風呂行ってきたけど、日が暮れると街灯がほとんどないので、かなり道に迷う。石段のところはさすがに所々ライトで照らされていたけど、光があるとその周辺はよけい闇が濃いとエイラでも書いていた通り、結構見えないところが多い。懐中電灯持って行ったのでいいけど。部屋に持ち歩き用のランタンも装備されてる。

お風呂は露天の方は満月が見えて綺麗だったけどちょっと寒い。湯船に座ると海は見えない。中のお風呂は湯温も高くて快適。シャワーもお湯が豊富に使えてわりとよかった。

戻りはさらに暗くなっていて、一人で懐中電灯なしで移動してたらかなり怖かったかも。今回は懐中電灯持ってない家族連れがなんとなく後ろを着いて来ていたのでわりと心強かったけど。月が明るかったので星はあまり見えなかった。