モニ2

モーニング2 2008年 4/1号 [雑誌]

モーニング2 2008年 4/1号 [雑誌]

おにいさんは今回ブッダが元気なかったせいかちょっと物足りなかった。最近二本立てが多かったから量的に足りない気がするだけかな?
前夜祭は今回のお話で泥祭りの位置づけがだいたいわかった。やっぱりタイトルは泥祭りの前夜を指してるのかな。
前回は休載で残念のレズまんがは、今回は一挙2本立て。楽しみにはしてるけど読むと疲れるので、1冊に1話だけあればいいや…。
×天は前回のリスカさんが死にたいとか言ってるだけの話に比べると今回のはずっと面白かった。でも次回で最終回なのね。花魁が「明日腹を切るそうですよ」とか言ってるコマに描いてあるのは何の絵だろう。
アースカイザーは逆に前回の方がずっと面白かった。今回のはちょっと地獄王と一緒に、見てる方もストレスがたまる感じ。
変ゼミはコムギさんという人が出てこなかったせいか今回のは読みやすかった。
笠辺哲という人の短編漫画も今回で最終回みたい。今までの中では「授業」がいちばん良かった気がする。今回のも神様から見たら部屋の片隅で埃かぶってる程度の地球の扱いはスケール大きくて面白い方だった感じ。
手品の少年は悟りきってる風でいて、裏の努力を汲んでやらないと拗ねるめんどくさい奴だった。どこに行ってもいちいち批判がましいし、ちょっとイヤだな。字が読めないことによる不都合とかが具体的に出てくる時は、それでも天才技能で切り抜けていくところがわりと面白いんだけど。それはそうと、今回の最初のページは聖おにいさんかと思った。
荒呼吸みたいなエッセイ漫画も結構好きなんだけど、荒呼吸の人はどうも親オカルト性が高くてちょっと馴染めないなーと思っていたけど、今回の蛇を飼ってみたいお話は現実的で面白かった。餌の問題は大きいのね。
世界の終りの魔法使い(だったかな)、POPでサッパリした絵で、かわいい女の子が実は強力な魔力を持ってて気まぐれに世界を破滅させようとしてるのをちょっと頼りない王子様ががんばって何とかするというありがちなお話かと思って最初の頃はパラパラ見ていただけだったけど、老人として生まれて赤ちゃんになって死んでいくという妙に達観した預言者一族の長老(赤ちゃん)とか、最初の頃真面目に読んでなかったからどういういきさつでそうなったのかわからないけど首だけになっても執拗に王位を狙い続ける第一王子とか、絵柄に似合わず人物がズッシリした感じで、最近読むようになってきた。魔法使いシリーズが既刊の単行本で何冊かあるみたいだけど、続きものなのかなー。