駅弁大会

駅弁大会 (光文社新書)

駅弁大会 (光文社新書)

今年ももうすぐ開催の京王百貨店の駅弁大会はスゴいとは多方面から聞いていたことがあったものの、具体的にどうスゴいのかは知らなかったけど、少なくともこういう本が出るぐらいなのか〜と思って読んでみた。
12日間の開催で売り上げが5億にも達するみたい。普通の物産展がどいだけの売上になるのかは知らないけど、1日5千万円分も駅弁が売れるのは、やっぱ並のことではない気もする。

廃線駅弁の復活とか、東西駅弁対決とかの、いろんな企画を立てて成功に持っていくまでの苦労話とかが書いてあって、そういう、プロジェクトを頑張って成功に導く的なストーリーは面白かった。でも駅弁は、自分も実家が遠いので帰省中の新幹線の道中とかでお世話になることはあるけど、たいしておいしいと思ったことがないので、廃線になった路線の駅弁を復刻して提供します、という企画の何がそんなに受けて成功する要素になり得るのかはさっぱりわからない。