見積り

最近の仕事では、よく、お客さまのやりたいことを聞いて見積書かされますが、たいてい向こうの予算が不明なのって、何かの戦略なのかな。

こんなことやりたいのをいくらぐらいで作りたいって言ってくれれば、その中で最大限やりくりしてハードもソフトもよさげなのを考えて出すのに、いくらぐらいというとこがわからないので、とりあえずやりたいって言ってることを実現するためにいちばんいいハードとか最大限作り込んだ仕組みとか考えて出して、高いって言われて削減して・・っていうパターン多すぎな気がします。そうしているうちに、なんか、何がやりたいのかよくわからなくなってきている気がして、ほんともったいないです。営業力が足りてないのかしら。

RFPというのもらって、それに従った提案書書いてっていうのも一度やったことがあるけど、けっこうあれも曖昧で、しかも枚数ばっかり多くて、読むだけで何日とかかかる代物でいまいちな感じでした。

見積もりするまでに誰かが詳細レベルまで落として考えないといけないのに、なんか誰もやってない気がします。で、概算で見積もりして、金額が決まってから詳細設計って、順序が違うような。最近のトラブルのもとって、見積時点から既に存在してる気がしてならないです。
詳細にまで落とせないならこっちがそれをやるといいたいけど、見積・契約の前では、その分の金がどこからどれくらい出るかとか不明だしなぁ。

☆関連リンク
ミニQ&A:投資効果も不明なのにベンダーの見積もりが高すぎるのだが?(要登録ですが)
私がいるところが変な仕事の流れしてるだけかとも思ったけど、こういう話読むと、どこでも似たような感じなのかなーとも。