月刊!スピリッツ_2020年4月27日発売号の感想

月刊!スピリッツ_2020年4月27日発売号

bigcomicbros.net載っているまんがはどれもコロナ前の世界だけど目次コメントではみんなコロナ後の世界で話していてギャップが面白かった。漫画とコメントって出てくるのにこのくらい時差があるものなのね。次月は6月3日発売らしくて、毎月27日のペースもずれてきてる。
今月は子供にPCを占拠されていたので発売の翌月28日になってようやく感想をUPするペースになってしまった。ここにUPする際にアンケに答えるフローでやってきていたけど、アンケの締め切り26日だったわ。感想送りそびれた。今月の図書カードはまた映像研だったから応募したかったな。

映像研には手を出すな!

bigcomicbros.net

久しぶり!こっちは当面は上映会も出来ない世界になってしまったから、集まっての上映会とか懐かしさがあるけど、打ち上げから急に不穏な感じになってしまったわ。タイトルにつながる台詞がかっこいい!生徒会ってまだ謎が多いのね。生徒会の人たちはどういうバックグラウンドを持って集まったのかしら。

重版出来!

bigcomicbros.net高畑先生って面倒見がよくていい人だね。人の相性と、組織で働くにあたって上司の意向を調整しないとならないままならなさと、裏で進んでいく失脚の気配とがハラハラするね。編集長が消えればうまく回りそうな気配はあるけど、間に合うの!?って。次回が待ちきれない!

おやすみカラスまた来てね

bigcomicbros.net

長窪さんは別のバーの経営者(?)なのね。女の人たちはみんな穏やかで魅力的なのに男キャラクターときたら...。善十さんもかなりウザい系だけど今回メインで出ている他2人が邪悪入っているので相対的にマシに見えるね。客商売って大変だわー。

どんちゃん

bigcomicbros.net

サラうどんちゃんはいろいろな表情があってかわいい!そしてうどん状の生命体は初めて出てきたね。これでますますバリエーションが増えるのかしら。

田島シュウの日めくり漫言

短いのが4本。前にも出てきたキャラクターがいると人柄がわかってくる感じがして面白いね。

中央線3番ホーム

ジョージ朝倉って私が子供の頃に「海人ゴンズイ」とか描いていた昔の人じゃなかったっけ?ってイメージで捉えていたけど、それは「ジョージ秋山」で全く別の人だったっていうのが今回でわかった。「ダンス・ダンス・ダンスール」って面白いって聞いたことあるわ。短いけど都心の学校風景でありそうな風景の一瞬を、きらめき度が高い絵柄で切り取って映し出した感じで面白かった。

ゴッド・オンリー・ノウズ

近未来SFだわ。面白かった!こういう、子供は人工的な環境の中で生まれるものみたいな、今と違った世界の中で構築されていった常識の破れ目が、まんがを読んでいるこっちの世界で持っている、子供は人が産むものっていう常識と接続していって向こうの世界に入り込めるような感じ面白いね。

猫殴り

bigcomicbros.net短期集中連載ってだいたい全3回くらいのことなのかな。荒涼とした景色の中で周りに馴染めないながらもそこから抜け出すことも出来ない環境の中で一生懸命に生きる小太郎ちゃんの話面白かった。

へんなものみっけ!

bigcomicbros.net

薄井さんの企画展の話どうなったんだろうって思っていたわ。この話を読んだ後に1巻を初めて読んでみて、ちょうど今回出てきた人たちがたくさんいて面白かった。1巻の頃からずっと面白いんだ。刑事さんと仕事するなんてあるんだ、って思ったら1巻でも出てきてた。ミステリな事件も知識と観察で解決できるところ面白い。

なおりはしないが、ましになる

bigcomicbros.net

今回ので表されていたようなズレ感は自分自身の体験としてもなんかわかる気がする。いろいろなものが地続きでグラデーションてことかな。むしろ担当さんの方が謎めいてきた。この人はそういうズレを体験したことが全然無いのかしら?って。

きまじめ姫と文房具王子

bigcomicbros.net

卒業の季節で文具研のメンバーも学校から離れていくのね。寂しい。サイン帳やってたわー。懐かしい。どんなサイン帳を選ぶかでセンスが試されるようなところもあったね。今にして思うと何もかもがどうでもよかった。サイン帳のおかげで文具研のレギュラーメンバーのプロフィールもまるごと把握できたわ。蜂谷先生の名前って「皐月」だったのね。成沢君は一つ学年が下だったんだ。もう一人の女の子は今まであまり認識してなかった。みんなそれぞれの人生があるよね。どうなるんだろう。

プラネットガール

bigcomicbros.net

直海とソラちゃんの組み合わせが和むわ~。ソラちゃんの出自による若干のハラハラ感がアクセントになって良いわ。「例の」記事って、前に何か出てたっけ。よく覚えていない。なので直海も、何のためにライターさんを追ってるんだっけっていまいち付いていけていないけど、直海の周りではものごとが進み始めているね。攻めの姿勢の謎の記者(?)さんはどういう存在になっていくのかしら。

こころのナース夜野さん

bigcomicbros.net

踏み込んだこともいろいろ話すものね。性被害の側面からだけ見ているとセンシティブな別世界の誰かって見えてしまうけど、その人が仕事もしていて子供時代は親に励まされる経験もしてっていうところを見ると、そういえば同じ世界に生きている誰かの一面なんだってわかる。そう思ってから立ち返ると、状況によって受け止め方が揺れてままならない感じもわかる気になってくる。

カニアラズ

bigcomicbros.net

綱渡り感がドキドキするわ。三木元先輩もかなり積極的に踏み込んで来ているのね。警察なら通話の履歴ってわりとすぐに調べられて繋がりがわかってしまうイメージでいたけど、やっぱりその辺は通信の秘密とかがちゃんと守られているものなのかしら。最後の方で車から蹴りだされたのって、戸高が鉄路に新宿の路上で、で合ってる?ママの車に当時乗っていたのかと一瞬思ったんだけど、ママは電話で話していたみたいだものね。戸高は瀕死に見えたけど、車から放り出されても立ち上がれるくらいには大丈夫だった。警察がチェックしているからあれでも病院には行けないのかな。新しい課長って、以前に花田に悪事が暴露された人がいなくなった後任ってことかしら。フロスト警部のマレット署長に見た目イメージ似てる。前任者とはかなり違う感じになりそうね。

FakeChildren

中学生の試行錯誤とか周りを見渡しながら自分の視野の中で立ち位置を確保していく感じとかがヒリヒリする感じで伝わってきて面白いわ。キャッチの「青く濁った金色」ってぴったりの表現ね。

HoopBros

アメリカの話かなと思ったら日本だった。バスケもどこかの世界では盛り上がっているのかもしれない。それくらいにバスケとは普段縁がないけど、バスケを愛する最強兄弟が魅力的で面白かった。

阿吽

bigcomicbros.net

最澄の存在感の表され方が映画みたいだわ。お経読んでいるシーンだけだとたぶんわからない形而上的な状況がすごくわかりやすく思える。額に模様を入れた女の人って誰だっけ。最澄が目立つ働きをしたからお寺の建築を任される流れかと思ったら、任されたのは空海の方だった。冬嗣みたいな権力者にとっては、最澄ばかりが目立ってくると脅威になるから空海に力を貸したりしてバランス取ったりしているのかなって感じだったね。前回からの引きで、空海最澄に奥義(?)を伝授するまでに「3年かかる」っていうのが、最澄が長生きしなさそうだから生きる目的みたいな形で長めに言ったのか、何らか他の基準を持っていてのことなのかちょっと読み取りきれてない。

コロナ禍の中だけど

コロナの流行がなければ今頃はもう一時的な引越しを終了して元の家に戻るかまた別のところに行くか考えないとならない頃だったけど、学校は休校が続いているし仕事も当面は原則として在宅ワークになったしで外部環境が変わりすぎていて何をするのがいいのかもうわからなくなってきた。引越しも別に今わざわざやらなくてもって感じだしね...。家賃とかかかるけど...。今住んでいるところが予想をはるかに超えて快適で便利なので、なんかダラダラと暮らしてしまうね。こうしてみると住むところの作りについてはもっと考えた方がいいのかもしれないって思う。いろいろな不動産チラシも改めて見て、今度はどんなところに住もうかなって考えるの楽しい。もっと稼げていたらよかったな。

今の仕事の取引先は「外出を控えよう」が行き渡ると大ダメージを受けるところばかりなので、今の時点ではまだそんなに仕事減っていないけど、半年くらいしたらどうなるのかわからない。前年度の決算では、2-3月が壊滅的だけどその前の期までは予定通りくらいで推移していたから年間の計画値に対してはそれほどでも、って感じだったんだよね。今年度はどんなことになるのか。

マスクが品薄になって何か月も手に入らなかったり、スーパーの棚が空きになって購入制限がかかったりって今年の頭には予想もしてなかった世界になっているよね。今普通に使い捨てているものの何がこの先品薄になるのか全然わからないわ。マスクもトイレットペーパーも、うちはもともと予備をわりと持っていたのですぐには困らなかったけど、ご家庭での備蓄なんて長くても数ヵ月しか凌げないんだから、結局世界から物が無くなってしまったらいずれは生活に困ることになるよね。スーパーに行けば物がある世界も貴重なものだったんだなって思うわ。震災の後、オフィスの照明が間引かれてそれ以降戻らなかったように、こういう物資が不足した世界も、それが普通になっていって貧しい生活が標準のものになっていくのだと嫌だな...。

国の対応がすごく遅くて的外れなことばかりなのは、私は森友学園事件辺りで、今の首相って、控えめに言って仕事が出来ないというか職責を理解してないタイプで、周りの人もそれを放置どころか擁護しているんだなっていうのがわかったので別に驚かないけど、やっぱ別の人に変えておくべきだったよねとは思う。

Twitterでは政権批判ツイートとかガンガン流れてくるしリツイートしてタイムラインを埋めたりしているけど、具体的な行動としては何をしていけばいいのかやっぱりわからないなって思った。もともと私は労働運動とか全然詳しくないし縁も無かったのにデモとか出掛けていくようにはなっていたのは、大人数で集まって騒げば意思決定層はその声を無視できなくなる、それをやらないと権利はどんどん剥奪される一方になるということを経験と学習により理解したからなんだけど、物理的に集まれないときには何をすればいいのかはわからない。

とりあえずこんな中で今病気にかかっていなくて家に引きこもっていられることだけは運がいいんだろうけど。手洗いとかしっかりやっているせいか、毎年かかっている普通の風邪も今年は引かなかった気がする。早く終息するといいね。

月刊!スピリッツ_2020年3月27日発売号の感想

月刊!スピリッツ_2020年3月27日発売号

bigcomicbros.net

映像研のメディアミックスに力が入っているけど肝心の映像研が載っていないのは寂しいわ。まあお忙しいだろうから。落ち着いてからでもいいんだけど。図書カード当たったしね!モーニングツー時代に比べてアンケの商品が当たりやすい。読んでいる人が少ないからかもしれない。


阿吽

bigcomicbros.net

いつもは雑誌の最後が阿吽だけど今回は巻頭だった。今回は過去分のおさらいも付いてきていて大変お得だわ。チャートやってみたら泰範タイプだった...。そのチャートの説明文で見たけど泰範は空海の弟子として名前が残るのね。全然知らなかった。最澄空海も二人とも唐に行っていたのね。読み始めたのってその後くらいからだったんだ。一時的に3巻まで無料公開されていたの読みそびれたわ。コロナが収まったら漫画喫茶でまとめ読みしたい。

猫殴り

bigcomicbros.net

過去作の「鬼」も読んだわ。絶望感の切り出しが容赦ない作風と見ました。昔、似たような作風の人をTwitterでフォローしていたんだけど、いろいろ苦しんでいられた末にアカウント消されてしまっていて、あの方どうしているんだろうなって時々思ってる。私が時々いいねを押す応援なんて何もならなかった。作者さんは若い方みたいなので、そういう絶望界に巻き取られないといいなって思う。それはそれとして今回も理不尽と絶望と怒りが渦巻く世界で面白かった。

へんなものみっけ!

bigcomicbros.net

子供が無謀な冒険をして鼻柱を折られる展開つら。もっと自信満々のまま大きくなっていってほしいなって思うわ。いや読者層が大人だから、危険を啓蒙する必要があるのもわかるけど。私も転校が多い子供だったから少年の切なさに共感するところがあるわ。そうは言っても数年経つと忘れるけどね。野生のイノシシとか狼とか自然豊かな森だね。広い世界でノビノビ楽しむ子供たちが良かった。

日めくり漫言

以前の「平熱イマジン」の作者さんの新作なのね。今回のはどれも面白かった。最初の蟹の話が特に面白かったな。フンワリした願望が不意に実現したとしても、イメージしていた通りにはなかなかならないものねって。

重版出来!

bigcomicbros.net

いろいろな関係の間に亀裂が入ってきていて息苦しいわ~。面白いけど!職場のパワハラも人に話してスッキリすることってあるのかな。心置きなく話せる人が多いの良いね。人事部にパワハラ報告が上がってきたって誰からだろうね。中田さんキモい。アユちゃんに加害しないでよね...。


こころのナース夜野さん

bigcomicbros.net

「トラウマ専門」みたいな分野があるのね。性暴力について正面から問題にして取り上げた話ってあまり見たことが無かったからパイオニア感があって良かった。ここ数話は個人的に当事者度が高い内容でそれに関してはいろいろ現実との齟齬が気になっていたから、今回の話も当事者度が高い人が見たら複雑な思いがあるかもしれない。私はこの件に関してはそれほど当事者ではなくて夜野さんの立場の方に近いけど、本来は痴漢に遭うのだってあってはならないことだしね。フラワーデモとかに連帯して、性暴力を受ける人がいない世界を目指していきたいなって思った。


ウサゴギ

映像研?にしては絵がちょっと違うような?と思ったら作者さんの昔の読切だって。出てくる人たちに若干映像研の人たちの面影がある。昔の作品から台詞にパースかかっていたのね。途中から下絵だけのガンドレス状態になる。話も面白くなりかけたようなよくわからないようなというところで切れてしまった。大成するとこういうのもアリになるのね。今回何で映像研は無かったのかしら。アニメや映画化で忙しいから?再開を待ってる。

どんちゃん

bigcomicbros.net

晩秋頃の話なのね。絵本みたいで面白かった♪表紙に毎回うどんちゃんが出ているのね。ほんとだ。かわいい!

宇宙めし!

bigcomicbros.net

自分は中年会社員なので、「変わる必要があるから」で組織を立ち上げるビジョンと行動力を持った菊原さんの動向が気になる。私は自分の仕事では、昨年度わりと失敗したからね...。成功するストーリーを仕入れたいわ。看板が大きいところの若者と自営業者のギャップが、日本中どこでもありそうなすれ違いで面白かった。

なおりはしないが、ましになる

bigcomicbros.net

一日の行動をスケジュール化して予定立てて行動するって私は全然出来ないことだわ。始めたら飽きるまでやりたいし、次に何するかなんて決めたくないな。そういうものではないの?発達障害傾向がある人は予定立てた方が良いの?いまいち理解が届かないな。予定立てて行動するのが向くのは私よりずっと几帳面側に寄った人かと思ってた。私から見てもやるべきものごとが一切進まないように思える人が、立てた予定を守るなんてそもそも無理だろ、って、身内については最初からあきらめていたけど...。コンサータは有名な薬だね。大人が自分の意志で飲むかやめるか決めるのは良いように思うわ。アメリカではエリートがよりパフォーマンスを上げるために使うってweb記事を読んだことある。どこまで本当か知らないけど。

カニアラズ

bigcomicbros.net痛くて怖くて正視できない...。一対一で煮詰まった感じで何なら共倒れになりかねないところで、鉄路が圧倒的暴力で入ってくる局面かと思ったら、意外な人物が登場したわ。かっこいい!どうやって場所とか見つけたのかしら。

ヴィーヴル洋裁店

bigcomicbros.net

パミヤ様って下々の前ではお作法とかどうでもよくなってしまう人なの?冒頭で強烈な選民意識を受け取ってしまったから、その後の親しみやすそうな感じも今一つ用心深く見てしまう感じ。ななしの魔法使いとの関係も気になるしね...。キヌヨが髪を下したところがかわいい。

バッドファーザー

殺し屋の娘の援交を心配する父親という、コトの軽重の感覚が揺らぐ感じが面白かった。でもそういう意外なところから生まれる絆が表されるときに、悪事でそれがなされるっていうのが、なんかもう飽きたなって気もする。善いこと正しいことを正面から行う話もたまには見たいんだよね。

笑うユキリスム

揺れ動く少年とエキセントリックな少女の話が面白かった。学校ってこういう意外な出会いが生み出されていく場になるところが面白いよね。

羽音色

今月の読切はアート寄りだわ。絵に勢いがあって、出てくる人たちもそれぞれに魅力的で良かった。
でもひとつ前の「笑うユキリスム」と続けて読むと、また死の宣告を受けた芸術家の話なんだ、って見える。何で同じようなのばかり並べて掲載するのかな。

月刊!スピリッツ_2020年2月27日発売号の感想

月刊!スピリッツ_2020年2月27日発売号

bigcomicbros.net「三日月のドラゴン」が表紙ね。連載2回目くらいで合わなさを感じて読み飛ばすようにしているので全然話がわからないけど、意外に人気は高いのね。時々目に入る感じではやっぱり合わない気はする。

重版出来!

bigcomicbros.net

いかにもな悪役って今まであまりいなかったからむしろこの編集長のスタイルって斬新な感じはあるね。編集長が出たら漫画家さんもすぐその気になっていく辺りは、やり手編集長の力なのかもしれないけど、同じ考えで同じことを言っても若い女性が言うと通らないというのは働く女性あるあるだから、この先で黒沢さんがどう進めていくことになるのか気になるね。

おやすみカラスまた来てね

bigcomicbros.net

善十さんのカジュアルスタイルも親しみやすい感じで良いね。実家がいかにも実家!って感じ。「米津玄師」って「よねづけんし」って読むんだ。「けんし」のとこ「げんすい」だと思ってたわ。口に出さなくて良かった。安西君と善十さんってつながりがあったんだっけ。長窪さんと九重さんのつながりも今回初めて意識したし、今まで見えていなかった人間関係の線が引かれて新しい模様が見えてくる感じで面白い。ところで美温さんって誰?2巻の表紙の人?あれ紅央さんじゃなかったのかなって4巻を見て思ったんだった。

へんなものみっけ!

bigcomicbros.netドラえもんの冒険に出る時みたいなワクワク感があるね。こういう勉強熱心な良い子たちも世の中にはいるのかもしれないね。最後の茂みのガサガサが気になりすぎる。

なおりはしないが、ましになる

bigcomicbros.net

私はWISC検査っていうのを見たことがあるけど、成人はまた違う検査があるのかしらね。全6回って大変だわ。結果の見方は私もさっぱりわからなかった。というか、結果で出てきた苦手分野なんて、そんなん測るまでもなくわかってるわ、って感じだったな。それに対策するには何をすればいいのかが知りたいから病院まで行ったんですけど!?って。結局何もならなかった。まあ何の傾向があろうと、カレー沢先生のように活躍できるならいいだろうけど。

宇宙めし!

bigcomicbros.netからあげクンをこの前ようやく初めて買って食べてわりとはまってる。おいしいね!ストーリーの方は次章に進んでいるわ。晴可くんは田舎が九州なのね。農家の実家風景はどこも似ているわ。食を仕事にしている人は日々の食べ物がそれぞれ仕事のフックになり得ていて面白いね。晴可くんは今の組織でもまだ新人の位置づけだと思うけど、もう新しいフィールドに入っていくのかしら。

猫殴り

bigcomicbros.net

新連載。面白かった!「進撃の巨人」って一巻だけ読んだことがあるけど、それに似ているね。猫に似た子たちが猫なのではなくて、彼らは外の世界からやってくる猫を倒すための戦士だっていう世界が切ないわ。突拍子もない世界でも、そうである世界の日常や社会関係が丁寧に描かれているの面白い。ただ言われるがままに日々を過ごしていた自分自身の子供時代のことも思い出す。

プラネットガール

bigcomicbros.netソラちゃんは社長の娘という設定で近隣に受け入れられたということになったみたい。まあどこからともなくって状況を維持するのは難しいよね。でもそうなってから姿を隠すなんて大丈夫なのかしら。ソラちゃんが乗ってきた宇宙船が国?に回収されていくようだけど、あのマッドサイエンティストたちと「管理機構」っていうのは何か関係あるのかしら。造船所の情シス担当もラノベ感に溢れていた。ソラちゃん達は、直海のところ行く感じ?どうなるんだろうね。

どんちゃん

bigcomicbros.net

人間界の話になった。うどん屋さんもうどんちゃん達の存在は認識していたのね。寝ている間に出て行っていたから知らない設定かと思ってた。しかもミニうどんちゃんがテレパシーを使えることとかまで知ってるんだ。今回のも盛りだくさんで面白かった!

パラパラデイズ

bigcomicbros.net

若者職場らしくて面白いわ。シカコさんの揺れる気持ちを正直に話せるところ良いし、でも仕事に邁進したい気持ちもあるし、っていうのも、仕事漫画でもなかなか両方バランスをもって表されることが無かった気がするから新鮮。月見さんはそういう揺れに引きずられること無く保っていてそれもすごい。こうありたいなって思うわ。

こころのナース夜野さん

bigcomicbros.net私もメンヘラで魅力的な人に会ったことあるわ。でも私の場合は関係が悪くなって終わったけど。共通の知人に悪い噂を撒かれたりしてかなり大変だった。その人が今どうしているのかは知らないけど、思い出すたびに死んでいればいいのにって思うんだった。それでもここしばらくは忘れていたその人のことを思い出した。今回の人にモデルがいるのかどうかは知らないけど、漫画の世界ではきれいな印象のままで死ぬのね。現実界は醜悪だわ。

きまじめ姫と文房具王子

bigcomicbros.net

漫画のような展開で大槻さんが退場した。いや漫画だけど。蜂谷先生は今回はずいぶん踏み込んだね。良いわー。紫色一つでこれだけ話が深まるのって面白いね。地衣類って以前NEWTONで写真特集されていた時に、木とは別の生き物なんだ、って認識した程度の知らなさ加減だけど、胞子が育つ過程で変わっていく形がいろいろで面白いのよね。色素も取れるって初めて知ったわ。いろいろ知れて楽しい。

ヴィーヴル洋裁店

bigcomicbros.net

ななしの魔法使いの等身大の姿が明らかになって面白かった。パミヤ様の双子がどうしてあの場所で暮らすことになってるんだろうね。まだ彼らの話も残っているのかな。ミノタウロス夫妻がなんか仲間になってる。クリストフも戻ってきたし、クレアさんもそろそろ解放されるかしら。

グッバイ、ノーベル!

bigcomicbros.net

最終回だわ。毎回とても面白かったです。ある日の臨死体験から、世界的作家と一生続く(?)タッグを組んでエモい小説を出しまくる人生になっていくみたいで素敵な関係だった。

ありふれた男女の物語

二人の間だけで通じる言葉を使って仲を深めるって確かにあるよね。関係が冷めると、そういうの含めて全てがバカバカしくてついていけなくなるって思ってしまう辺りの揺れとか、まともに会話できなそうに見えて突然の「堀内孝雄」とか面白かったけど、そろそろ読切は恋愛・セックスから離れたやつが読みたい。

阿吽

bigcomicbros.net

そういえばこの時代は仏教勢力に大きな力があった頃だったっけ。お坊さんって存在も、今の自分らが考えるような、お寺の中で何かやってるという程度ではなくて、もっとダイレクトに政治に影響を与えていたんだったね。そうすると冬嗣の毒殺のターゲットになってしまうのかしら。朝廷と摂政は今の皇室と政治家みたいなイメージで捉えていたけど、将軍とか仏教とか、そういえば今すぐにイメージしにくい勢力が息づいていた時代って、そこに暮らしていた人たちはどんな風に世の中を認識していたんだろうね。スケールの大きい描写でそこまで想像が届くようになるの面白いわ。

翔んで埼玉

www.tondesaitama.com

これも調布の映画祭でかかっていたので見に行ってきた。話題作だから見たかったよね。原作まんがはまだ読んでない。魔夜峰央パタリロも読んだこと無いんだけど、いつくか読切を読んだことはあって、確実に面白いって印象は持ってる。パタリロも機会があれば読みたい。

パタリロ! 1 (白泉社文庫)

パタリロ! 1 (白泉社文庫)

 

日本ってまだまだ差別だらけだから、虐げられる埼玉県民の描写とかはいまいち笑えないものがあるなって思った。この前「夜明け前」で座敷牢に閉じ込められた人の話とか見てきた後なので、Z組の生徒が暮らす小屋とか、つい100年前に実際そういう立ち位置に置かれていた人たちのこと、今でもホームレス生活をしている人のこと思うと、今どきあり得ない描写っていうにはまだ生々しいなって。

あと、県民差別についてはやってる側がおかしく見えるように意識して作られているように思えたけど、女性差別については何ら意識されていない感があって、「愚かしい女」は、そう見ている人の目線が相対化されることは無く、そのままそうであるものとして出てくるんだなって思ってそこがイヤな感じ。

格式が上位になっていくにつれて成金・鹿鳴館式になっていく辺りが、脱亜入欧の精神を突き詰めていった先って感じで、そこは明治の頃から変わってない上下感覚を戯画化して現わされて惨めな気持ちと面白い気持ちが半々。

どう見ても女の人が演じている金髪の生徒会長が少年だって設定に何か意味があるのかと思ったけど別にそこに関しては性別に言及される感じではなかった。魔夜峰央作品だからその辺の境界は曖昧にしていくスタイルなのかしら。東京・埼玉・千葉のリーダーが全員いかにも男だと、それはそれで現代の性差別をそのまま映したって嫌な感じになるから、バランスは良かった気がする。

埼玉と東京の関係の話かと思ったら千葉がかなり絡んでいて、埼玉・千葉間で大規模に対立した後に連帯して東京に押し寄せてくるスタイルで、この辺がすごく良かった。戦国時代の日本の小国が覇権を争っていた様式を蘇らせて、今の時代に分断統治されている民衆が手を取り合って中央を倒しに行く道筋がポジティブなものとして示された感じ。一揆の精神を自分たちに取り戻していきたいねって思った。

埼玉は大宮駅をよく使うくらいで他はそれほど知らないんだけど千葉は住んでいたことがあるので、ご当地ネタは千葉の方が面白かった。イケメンリーダーが率いているしね。チバラギの言葉にキレて啖呵切りまくるママも素晴らしかった。

私はテレビは平成になってから見てないぐらいの長期間に渡って見ていないんだけど、最後の頃に見ていたテレビでよくバブルガムブラザーズが出ていたので、エンドクレジットで「ブラザートム」って見て懐かしくなって、どこに出てたんだろう?って思ったけど、後で公式サイトとか見てみたら、最初から出ているパパがそれだった。記憶にある感じと全然違っていた。まあ30年経っているものね...。あと京本政樹って人も、中学生時代に友達が大ファンだったなって思い出した。今でも現役なんだね。

名前と顔が紐づかないものの聞いたことある有名な役者さんがたくさん出ていて、そういう大御所の人たちが全力で「変な世界」を再現しているのが面白かった。大人数の迫力もすごいし、面白かった。

天空の城ラピュタ

実はラピュタ・トトロ・魔女宅は通しで見たことが無かったんだよね。今回調布の映画祭で、ラピュタを映画館で上映するということなので見に行ってきた。それにしても不特定多数が集まるイベントが次々中止、自粛になるこのご時世に、なんか毎週映画見に行ってしまってる。どっかでは感染してしまうのかな...。

 

天空の城ラピュタ [DVD]

天空の城ラピュタ [DVD]

  • 発売日: 2014/07/16
  • メディア: DVD
 

1100円で見れることもあってかほとんど満席だった。上映開始の1時間前にチケット買った時点で空席が10個くらいしかなく、隅が空いていたのでなんとか見ることにした。真ん中しか空いてなかったらやめるところだったわ。

今までにラピュタが見る気がしなかったのって、活発な男の子が大人しい女の子を守りつつ大冒険するという物語が基本的に大嫌いだったのがあるんだけど、まあそういう面も多分にあるんだけど、それでも思っていたよりずっと面白かった!もう一回くらい見に行きたいわ~。

有名な場面や台詞はもう何度も見聞きして知ってるんだけど、物語としてつながったのは初めて。シータが酒瓶でムスカを殴ろうと忍び寄るシーンが最序盤だったことにびっくりした。パズーと一緒に冒険していくことで強くなって、ムスカに捕らえられても隙を見て逃げる気概を身に付けたみたいな流れをなんとなく想像していたんだよね。最初からやる子だったなんて好感度上がるわ。

ドーラの立ち位置も初めて知った。なんか三つ編みの元気そうなお婆さんがいるらしいという認識だったけど素晴らしいキャラクターだったわ。このキャラクターがセクシー熟女にデザインされずに済んだ背景ってどんなんだったのかなって思った。昨今のだとそういう傾向にならない?ジブリだと元気な老婆は多いか。パズーもガチの児童労働者で、シータが降りてくるのを見つけるポスターのシーンって職場だったんだ、って初めてわかった。

あと巨神兵っていうのも、浮遊するラピュタのイメージとあの重たそうなロボがどうにも繋がりがわからないところだったけど、こういう出方をしていたのね~。むしろあれだけ重そうなのが自動で動いてるっていうところのスケール感が重要だったのね。

それと音楽!今までよく聞いてたこの曲ってラピュタのだったのか、ってわかった。舞台のスケールもものすごいし、名作といわれるものは面白いものね。あと映画館で見るのが楽しかった。デジタルにするまでにわりと大変だったって記事もあって。コンテンツの保管って簡単じゃないんだねって思う。↓この記事面白いよ。

lp.p.pia.jp

去年のナウシカも見ればよかったかな。ナウシカは見ていたから特にいいやって思っていたんだけど。そしてこの流れだと来年はトトロか魔女宅が来そうな気がする。履修が進むわ。

市民×選挙のその先へ

twitterでフォローしている「ジャック・ザ・多摩セン」さんが主催するイベントがあったので行ってきた。

2年くらい前にもあって、登壇者の人の本を買ったよ。

市民政治の育てかた: 新潟が吹かせたデモクラシーの風

市民政治の育てかた: 新潟が吹かせたデモクラシーの風

  • 作者:佐々木 寛
  • 発売日: 2017/11/03
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

新潟の大学の先生みたいで、その人がまた来てくれているもの。あとこの前の選挙で弁護士から参議院議員になった打越さく良さんも来ていた。打越さく良さんは「ラブピースクラブ」ってサイトのコラムをよく読んでいたので個人的に応援してた。当選してよかった、って思ったんだ。それも新潟選挙区の人たちががんばったのもあったんだろうね。

www.lovepiececlub.com

八王子の市長選挙とか京都の市長選挙とか、twitter上で見ていると、素敵な候補者の人が出てきているからこの人に変わったら楽しくなりそうだな!って思うような人が落選していっていて、まあどっちの市にも自分は選挙権は無いし、実際そこに住んでいたら考えは違うのかなとも思うけど(でも八王子は近いから、白神ゆり子さんにすればよかったのに、って今でも思ってる)、twitter上での盛り上がりと実際の選挙結果に差があるのは、やっぱり選挙運動とかもっと選挙区の中でやっていかないとならないのかなとは思うんだよね。とはいえやり方は全然わからなすぎるから、何かわかるといいなって思って行ってきた。

登壇したのは新潟国際情報大学の佐々木寛先生と参議院議員の打越さく良さんと、多摩市長の阿部裕行さん。「夜明け前」の上映会でも「東京干潟」をやってた上映会でも市長挨拶があったので、今年は行く先々で市長を見かける気がする。いろいろなイベントも、仕事の一環として行くのは大変だね。

登壇者3人の人が、選挙運動する立場と、候補者として選出される立場からそれぞれ見える景色を自由に語っていて面白かった。

「連合」って組織が共産党と折り合いが悪いというのは大前提のお話みたいで、私は労働組合に入ったことが無いから、「連合」っていう、国単位で労働組合を集約した巨大な組織があるって知ったのもここ数年くらいの話だし歴史的ないきさつとか全然知らないから、何で?って思った。でもよく野党共闘系の話の中で「共産党とはやりたくない」的な話が当然かのように出てくることの背景は少しわかった気がする。何が気に入らなくて折り合いが悪いのかはわからないけど。質問コーナーはあったけど手を上げて聞くにもまだわからないことが多すぎて疑問点を切り出して喋れない感じなので、特に質問はしないでいろいろな話を聞いてた。

選挙の時にはいろいろな地元団体からの応援を取り付けるのが大事みたいで、物ごとを進めるときには組織化が重要なんだねっていうのは改めて思った。私はPTA絡みとかで地元の組織に関わることも増えてはきたけど、あまり時間が取れなくて結局ちょっとやる気を見せておきながら何も出来なくて逆に迷惑をかけるみたいなことが何度かあって、地域に根付いた活動とかなかなか入れないなっていう風には思ってる。そんな立ち位置でいると結局出来ることもそんなに無いのかなとは思うので、当面はシール貼りとかポスティングとかで参加していくしかないかな。